元手が少額で、運用によって億り人になったという記事をよく目にする。しかし、実際はその少額が億になるのではなく、「少額から始める」というのが正解である。積立を続けると、毎月10万を積み立てると毎年7%のリターンを想定すると28年で大体1億になる。(税金含まず)つまり10万が1億になるのではない。28年積み立てた3360万が1億になるのだ。 この事実をきっちりと説明しているものは意外に少ない。逆に誤解を与えるようなものには、まともな人は寄りつかないのではないか?お互いにとって損である。
円安になったのは、いくつか理由があるが、お札を刷りすぎが大きい。アベノミクスでお札の量がなんと5倍になっている。以前書いたが、運用当初、トルコの債券を買ったのだが、たちまちトルコリラ安になり通貨の価値が10分の1になった。日経新聞は、トルコ政府は、インフレを抑えるために金利を下げるという明らかに間違った政策を行ったからと説明するが、実は、同時進行で猛烈な勢いでお札を刷り続けていた。しかし、私は数少ない?日経新聞のトルコウオッチャーだが、お札の記事は見たことがない。アベノミクスでもお札を刷り続けたという話はほとんど出てこない。私の好きな西山孝四郎さんは、いつも刷り続けるお札について警告を発しているが、周囲にとってデフォルト(おじさんのたわごと)化して、全く効いていない。お札を刷り続ける限り、円安→インフレは続くと思う。インフレが続くと、消費は減り、企業の体力は落ち、最終的に国の力は衰えることになるだろう。