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3月, 2023の投稿を表示しています

仕事のやり方②/プロデューサーの唯一無二の醍醐味

 いろいろなクリエイティブを組み合わせて、クオリティの高いものを作ることに尽きる。スタッフィング、キャスティングの力。相乗効果を最大限に上げること。

CM/すぐに変えたがる人たち

 定期的に企画やスタッフを変えたがる人はいるが、自分の経験上、成功するCMは、針に糸を通すようなところがある。よい企画、優秀なスタッフは少ない。フィードバックをきちんとやってから考えるべきである。

CM/代表作は?

 今売れているクリエーター(ディレクター)は?と聞くと、名前はすぐに上がるのだが、では、何を作っているのか言えない。名前の次に出てくるのは、スポンサー名。何を作っているのか興味がないようである。そもそもみんなが知っているCMが少なくなっている。

CM/ディレクター

 企画(脚本、コピー)、アートディレクション、撮影、編集、VFX、とか、いろいろできた方がいい。そうでないと生き残ることは難しい。自分でプロデュースできれば最強である。

CM/CMとドラマ

 CMは、スポンサー、代理店、タレントなど、多種多様な人たちが意見を言う。しかし、自分の経験だと、ドラマは全くと言っていいほどない。極端すぎる。CMとドラマは制約が違うのは当然だが、その差はどんどん広がっている。両方できると多様性が広がると思うのだが、参入障壁が高くて、とても難しい。

CM/JASRAC

 はじめてテレビ番組をプロデュースした時に、音楽の使用に関して、出版会社と何度もやりとりをした。使用する音楽は、既存曲、新たに作る曲など、様々。そして、放送だけではなく、その後のDVD発売における権利処理も想定する必要があった。ある程度、勉強して交渉したのだが、さっぱり分からない。同じ曲が、番組とCMで使われていても、使用料は、天地ほどの開きがある。なんで、こんなに複雑なのか? 何回かやってみて、誰が儲かるか?ということを考えれば、わかるようになった。CMと映画では、ビジネス規模が違うので、ルールが異なる。映画は優遇されていると思ったが、そうでもしないと、産業として成り立たないのだろう。でも、そういった個別ルールが分からなくしているのも事実である。

CM/海外ロケ

 やたら海外ロケに行きたがるクライアント、代理店、スタッフがいる(いた)。特に、現場に直接関係ない人に多い。謎である。海外ロケはその国でしかできないことをやる場合のみ、威力を発揮する。行かなくても済む企画で、無理に行くと、効率がとても悪くなる。