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山形日記/25.10.13 健康医療先進都市

 山形市には、多くの病院があります。東北で一番多いそうです。50歳を超えてから、いろいろな種類の病院に行くようになったので、そういった病院があるかどうか確認してから移住しました。確かに病院は多いです。専門クリニックから大病院まで。東京で受けられた治療とほぼ同じ治療を受けることができそうです。複数あれば、グーグルでコメントをチェックして、自分に合いそうな病院を選びます。調べてみて気付いたのは、大きな病院は大体評判が悪いです。しかし、コメントのほとんどは、スタッフの態度とかホスピリティに関するものが多いので、その病院が自分の病状にとって、本当に良いか悪いかは、グーグルのコメントでは絶対分からないと思いました。これは、東京の時からの経験ですが、クリニックでできないとわかった時に、クリニックの医師が指名する大病院の医師が一番信用できると思っています。

映画/ノーラン、キューブリック、タルコフスキー

 クリストファー・ノーラン(「インターステラー」)の「オッペンハイマー」は内容が完全に大人向けなのに、世界中でヒットした。2年前に世界旅行に行った時にサンパウロで観たが、公開後しばらくたっていたにもかかわらず結構お客さんが入っていた。ノーランの映画は、難解な部分があるが、全てヒットしている。スタンリー・キューブリック(「2001年宇宙の旅」)の映画も難解な部分もあるが、実はヒットが多い。彼はドル箱だったようである。アンドレイ・タルコフスキーは「惑星ソラリス」が有名だが、公開規模も小さく、ヒットしていない。しかし、若い監督と話をすると、「2001年」と「ソラリス」は同じ地平にある。作品そのものの評価だけでなく、難解なのになぜヒットしたのかを追求したい。日本もかつて松竹ヌーベルバーグ(大島渚「青春残酷物語」)など難解な映画がヒットする時代があった。80年代のイタリアの巨匠ヴィスコンテブーム(「家族の肖像」)、79年の「木靴の樹」から始まるヨーロッパのアート映画のブーム。誰でもヒットが予想できるわかりやすい映画が世の中に溢れることになると、人間の多様性への興味が失われる。