上山温泉にある経塚山に登りました。低山でハイキング気分。誰も登ってなくて、蜘蛛の糸のようなものが道を遮っていたのを振り払いつつ登山を楽しみました。翌朝、体の一部分に大量の虫刺されの跡が出て少しびっくりしました。痒くてムヒをつけても治らず、皮膚科に行ったら毛虫だと言われました。糸の正体は蜘蛛ではなく、毛虫だったのです。毛虫はびっしり毛が生えているので、広範囲に刺されます。ゾッとする話ですね。でも、少し毛虫に詳しくなりました。私の家の近くの千歳山や富神山は登山道が開けていて、登る人も多いので、毛虫はいないようです。山それぞれに個性があって、いろいろ登って何度も登って経験を積むしかないと思いました。あと、頂上に着いたら休んでいる人たちに積極的に話をして情報を得るようにしています。
クリストファー・ノーラン(「インターステラー」)の「オッペンハイマー」は内容が完全に大人向けなのに、世界中でヒットした。2年前に世界旅行に行った時にサンパウロで観たが、公開後しばらくたっていたにもかかわらず結構お客さんが入っていた。ノーランの映画は、難解な部分があるが、全てヒットしている。スタンリー・キューブリック(「2001年宇宙の旅」)の映画も難解な部分もあるが、実はヒットが多い。彼はドル箱だったようである。アンドレイ・タルコフスキーは「惑星ソラリス」が有名だが、公開規模も小さく、ヒットしていない。しかし、若い監督と話をすると、「2001年」と「ソラリス」は同じ地平にある。作品そのものの評価だけでなく、難解なのになぜヒットしたのかを追求したい。日本もかつて松竹ヌーベルバーグ(大島渚「青春残酷物語」)など難解な映画がヒットする時代があった。80年代のイタリアの巨匠ヴィスコンテブーム(「家族の肖像」)、79年の「木靴の樹」から始まるヨーロッパのアート映画のブーム。誰でもヒットが予想できるわかりやすい映画が世の中に溢れることになると、人間の多様性への興味が失われる。