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運用・7%への道/金余り② ゾンビの復活

 金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。

映画/クリストファー・ノーラン

「オッペンハイマー」は、少し「アラビアのロレンス」に似ていて、私の好きなタイプの映画である。ノーランに興味を持って、「ノーラン・バリエーションズ」という本を読んだ。彼が参考とするものがちりばめらていて、興味深かった。こういう表現をやりたいと思ったら、ストーリーを無理やりはめるようなところがあると思った。これはヒッチコックと似ていて、アイデア優先で、ストーリーは後付けという作品がある。(「見知らぬ乗客」とか)だから、少し感情移入しづらくなる。「オッペンハイマー」は彼の描きたい人間観がわかりやすい。逆に、今までの作品は、表現は凄いが、ストーリー的に弱いところがある。わかりにくい部分を裏読みする人たちがいるが、賛成しかねる。キャスティングも酷い時がある。「オッペンハイマー」で感心したところは、今まで弱かった女優陣が充実していることである。(エミリー・ブラント、フローレンス・ピュー)ノーランは確実に進化している。