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6月, 2023の投稿を表示しています

仕事のやり方②/プロデューサーの唯一無二の醍醐味

 いろいろなクリエイティブを組み合わせて、クオリティの高いものを作ることに尽きる。スタッフィング、キャスティングの力。相乗効果を最大限に上げること。

世の中/景気と仕事の関係

 景気が悪いと仕事が減ると言われた。自分はあまり関係なかったが、会社的には実際そうだった。今も変わらないと思う。でも、そんなことでいいのか?

世の中/多すぎるコンテンツ

 多すぎると、いいものを見逃す可能性がある。みんながいいと思っているものが必ずしもいいとは限らない。いいものを見つけるには努力が必要である。そして、それは才能になると思う。

世の中/ヒットの法則

 いいものは必ずヒットすると思っている人がたくさんいる。ヒットには流れがある。わかりやすい例は、BTSと鬼滅の刃。お手本通りだと思った。3億の製作費をかけた映画は、1000万で作った映画よりもヒットする確率が大きくなる。(そうでないと映画産業は成り立たなくなる。)つまり、資本が必要である。あと時間。資本がないと、奇策に走ったりするのだが、成功する確率は極端に少なくなる。それでも、わずかな成功例を見て、夢見る人が周りにいくらでもいる。残念なのは、才能がある人が流れにのれないことである。よいプロデューサーがいないからだと思う。

世の中/3人

前にいた会社の大先輩のCMディレクターの中島信也さんによく「谷口が3人いたらなあ…」と言われた。3人であることががミソ。1人ではダメだということである。

世の中/星3つ

4つ星とか5つ星とか最高の星は疑わしい。盲目的なファンの票が多くを占めると参考にならない場合がある。食べログも似たところがある。悪い意味で偏っている。3,5位の、複数のコメントを見ながら、じっくり選ぶことにしている。信頼できる評論家の方が早い?

世の中/SNS

活用するべき。周りの人は意見を言わない、議論しない。そもそも忙しい人は、あまり映像を見ていない。SNSの意見は貴重。傾向があるので読み解く。参考になる意見が多い。

テレビなど/ファン

 ファンになる動機は新しさだが、ファンになると保守的になる。進化しなくなる可能性がある。ファンとは厄介なものである。映像のプロはファンになってはいけないし、ファン向けに作ることに慎重になるべきである。ファンだけが喜ぶものを作り続けると、多様性、柔軟性が失われる。

テレビなど/タレント(アーティスト)

 アーティスト本人の能力も重要だが、その才能を世に出す人(マネージャー、プロデューサー)も同じくらい重要である。しかし、限界がある。年をとれば、言ってくれる人が少なくなる。結局、アーティスト本人の心構えの問題だと思う。 能力があるのに生かされていない場合が多い。ゼロから育てるのでなく、既にある才能を伸ばし、パワーアップできる場合が意外に多いと思う。戦略が必要だと思う。