私の周りに、山形出身で、東京で何年か修行して、山形に戻ってきて自分の店を開いた人が何人かいます。ヘアカットのCUTZの小松さん、メキシコ料理のタコス・イ・マルガリータの佐藤さん。話を聞くと、皆さん東京で何かを発見して山形に戻っています。例えば、佐藤さんは東京でメキシコ料理店で働き、タコス料理に可能性を感じたようです。①外で得られた知識をどう山形で生かすのか?他に、②山形→外、③山形→山形 ④外→外がありますが、大袈裟かもしれませんが、山形にとって①をどう生かすかが、運命の分かれ道だと思いました。
予算があっても、無駄を省いて、安く作れば、利益が上がる。会社の利益率を守るという一点を基準にすると、儲け方の多様性が失われる。省くべき無駄を発見するのが後手になる。また、本来大儲けできるところを、無駄にお金を使ってしまう。業界が成熟すると、予算が厳しくなるのは、歴史的運命である。映像プロデューサーは、儲かったら、未来の仕事に再投資するのが基本であるが、自分の周りでやっている人はほとんど見たことがない。成熟してから、慌ててやり始めても、うまくいかない。利益率にこだわる、現場を知らない経営陣がいる会社は要注意である。 安く作って、利益を上げる方法はかなりある。古今の映像制作を学べば、いろいろ見つかる。安価で新しいテクノロジーも大量にある。それが技術だと思う。行き過ぎのコストダウンは、いろいろなものを毀損する可能性があるが、一通り自分でやれる人は、無理のないコストダウンの方法を考えることができる。楽しみながらやることである。 人気者は仕事が集中する。しかし、決して安くならず、高くなるばかりである。高い最新技術は積極的に使うが、安い最新技術は目もくれない。理由は簡単で儲からないからである。そして、そういう人に発注している人たちも同様の思考になる。しかし、気が付けば、コストが高く、最新の安い技術についていけなくなり、仕事を失うことになる。そんな例をいくらでも見ている。生き残っている人は、予算管理が絶妙である。しかし、かつての輝きを維持することは難しい。