金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。
道路の陥没事故が頻繁に起きている。建築関係の公務員だったおじによると、何十年も前はインフラに物凄いお金が投入されていたという。そして、今になってそのつけが回っている。この話を聞いて、広告業界、テレビ業界も似たような状況だと思う。「一倉定の経営心得」には、社員の第二の人生まで心を配る社長は名経営者であると書いてあるが身近でそんな人にはいない。業界全体、会社で考えると難しいが、個人であれば可能性はあると思う。