金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。
最初に投資信託の積立を始めたのはセゾン投信。理由は、アメリカの運用会社のバンガード社の新聞広告がシンプルでカッコよかったので、どこで販売しているのか調べたら、セゾン投信だった。創業者の中野さんは積立王子で有名だったが、親会社と喧嘩して辞めてしまった。どうなるかと気にしていたが、運用責任者の瀬下さんが相変わらず、動画で解説をやってたり、インタビューに出ている。この瀬下さんが面白い。自分のことを臆病者だという。安易な見立て、予想は全くやらない。決められた方針に基づいて淡々と微調整を行う。私は、株と債券を半々に投資するセゾン投信のファンドを積み立てているが、急上昇、急降下は比較的しない。今のような時期には頼もしいファンドである。設定来からの成績を見ると、私の目標である年7%には達していない。最近は株高だったので7%を超えていたが、また下がる可能性がある。そのために、少しリスクのあるファンドを買っている。運用責任者(ファンドマネージャー)本人が説明している動画は、他の責任者と比較してみると色々と発見がある。うるさいYouTuberより全然良い。