以前、米の価格がなぜ下がらないのか、理由がわからないと書いたが、小泉さんが農相になって米を下げると宣言してから、急に理由がわかるようになった。そして、安い米が出ると文句を言う人が出てくる。この人たちが米の価格を下げない犯人である。本当は、下がらない時に理由が分りたいのだが、新聞も含めなかなか説明してくれる人がいない。よくあることなので疑問に思ったら、理由がわかるまで待ってみる。このような知識を蓄積すれば、予想がしやすくなる。
長くやるべきである。 映像プロデューサーは、いろんなことに興味を持ち、勉強し、ストック(経験・知識・技術)を増やせば、それを生かせる時がやってくる可能性が高くなる。 いいチャンスは数は少ないが、必ずやってくる。時間をかけてやっているからこそ チャンスがやってくる可能性が高まる。 ストックの増やし方は、相関を意識すること。同じ方向だけでなく、全く違うことにもチャレンジすること。これができるかできないかが運命を変える。 1つのことをやり続け、1番になれば得るものは多いが、1番になれる人はひと握りなので結果的に効率が悪い。 しかし、沢山ストックを増やそうとすれば、時間がかかる。早くやろうとすると拙速になる。時間をかけて、ゆっくりやるべきである。行き当たりばったりでやるのではなく、ある程度計画を立ててやるべきである。 綿密な計画を立てると、計画を達成することが目的になってしまう。 あまりお金儲けを意識せずに、純粋にクリエイティブなことをやった方が長続きすると 思う。そして、凝りすぎない。矛盾しているかもしれないが、器用はビジネスにとって大敵である。バランスの問題でもあるが、人それぞれ年齢によって正解が異なるので、早く始めて自分なりの解を見つけることである。 やりたいことに時間をかけて、楽しみながらものにすることである。これを一生かけて習慣にすることである。 個人の時間の感覚と会社の時間の感覚は、一時的に合う場合もあるが ずっとではない。 合わない場合は効率が悪くなるし、お互いが幸せになれない。 ある程度ストックがあれば、環境(会社)を変えることもできる。