山形市には、多くの病院があります。東北で一番多いそうです。50歳を超えてから、いろいろな種類の病院に行くようになったので、そういった病院があるかどうか確認してから移住しました。確かに病院は多いです。専門クリニックから大病院まで。東京で受けられた治療とほぼ同じ治療を受けることができそうです。複数あれば、グーグルでコメントをチェックして、自分に合いそうな病院を選びます。調べてみて気付いたのは、大きな病院は大体評判が悪いです。しかし、コメントのほとんどは、スタッフの態度とかホスピリティに関するものが多いので、その病院が自分の病状にとって、本当に良いか悪いかは、グーグルのコメントでは絶対分からないと思いました。これは、東京の時からの経験ですが、クリニックでできないとわかった時に、クリニックの医師が指名する大病院の医師が一番信用できると思っています。
最近、溝口健二の「雨月物語」を見て、面白くてびっくりしたという知り合いの若いCM監督がいた。(そう、面白いのである!)その前に、中堅の女性CM監督がヒッチコックの「知りすぎていた男」を見て感動していた。その人はヒッチコックをほとんど見ていないようだ。この人たちがもっと若い時に、溝口健二やヒッチコックを見ていれば、もっと良いものが作れると思った。名作を見るのは、タイミングの問題がある。高校生が小津安二郎を見ても、その良さはわからないと思う。(私がそうだった。)良さがわかる年齢がある。そのタイミングで見ないと役に立たなくなる。しかし、本当の名作は見る年齢が違っても様々な発見がある。