金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。
S&P500を大きく超える成績の会社も存在する。しかし、その多くは、S&P500の中に組み入れている。しかも、大きな割合で。もしその会社が大きく下げて、最悪S&P500から除外されても、また新しい会社が組み入れられる。会社の株は、大きく下げれば、回復する可能性は神のみぞ知るだが、S&P500は、プレーヤーが変わるので、パフォーマンスを維持できる可能性がある。それでも、コロナやバブルの社会の大きな流れに抗うことはできない。しかし、時間をかけて復活する可能性は残されている。問題はどれくらい時間がかかるかである