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運用・7%への道/投機と投資

投機は、誰かが勝っても、誰かが損をする。こんなことを一生続けたくない。いつか負ける。長期投資は、社会の成長に投資する。いわゆるWINWINの関係である。投資対象を長期の成長の可能性のあるものに絞れば、何に投資すれば良いかわかるようになる。特定の企業よりも、産業、国家になる。つまり、インデックスになる可能性が高くなる。そのために、歴史、地政学を勉強する必要がある。

プロデューサー/凄いプロデューサー②

ダリル・F・ザナック(1902~1979) 女好きで、ダメ女優を主役にしたり、スキャンダルの多いハリウッドのプロデューサーだったが、脚本家出身で、制作した映画は社会性のある名作が多い。(「紳士協定」、「イブの総て」)、また、西部劇の巨匠ジョン・フォードとのコラボが有名。(「怒りの葡萄」「我が谷は緑なりき」どちらも西部劇でない)編集は、ザナックがほとんどやっていたようである。 自分の息子(「ジョーズ」のリチャード・ザナック!)をクビにしたりと最後まで世間を騒がせていたが、作るものは、一貫性があった。戦後の低迷期を脱出した大作戦争映画「史上最大の作戦」は、実はドンパチの少ない地味な映画だが、戦争に参加した様々な人間たちのエピソードを重ねた、私が好きなザナックらしい映画である。しかし「イブの総て」を見ると、とにかくセリフが多いのにびっくりする!伝記「ザナック ハリウッド最後のタイクーン」(早川書房 Amazonで中古を入手可能)