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運用・7%への道/金余り② ゾンビの復活

 金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。

儲ける/いいもの

 名作と言われる映画で、制作費がかかりすぎて、利益を上げていない作品がかなりある。見てみると、どこにお金がかかっているか大体わかる。いいものを作らねば、と利益を度外視して、半ば狂った目で、制作をするクリエーター、ディレクターを数多く見ている。けれども、そのやり方で長続きしている人は見たことがない。しかし、そうやって作られたものは、凝りすぎている部分があって、見ている分には楽しい。 時々、いいものを作るために予算を度外視することがある。しかし経験上、お金がかかったからいいものができるという保証はどこにもない。であれば、予算の範囲でいいものを作る努力をした方がいいと思う。赤字になれば、次に作る機会を失う可能性がある。簡単なことだがほとんどの人ができていない。映像プロデューサーの力が弱いからだと思う。いいもの、という人ほど、きちんとした予算管理ができていない傾向にある。