金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。
積立で投資信託買う場合、毎年、平均して7%のリターンを期待できるファンドを買う。そうすれば、将来の運用資産を予測することができる。10%以上のリターンを上げ続けることは難しいと思う。現実的な目標としての7%。過去10年、年平均で7%以上のリターンをあげているファンドはいくつかある。3%のリターンでも、積立期間が40年少しで投資額の倍(税抜き)になる。私が10年前に運用を始めた時は、資産運用会社のヴァンガードは、今後の世界の成長率に対して、かなり控えめな数字を予想していた。ネガティブな意見は、絶えず頭に留めておくべきである。