金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。
自分の中で4人いる。サミュエル・ゴールドウイン(「我らが生涯最良の年」)、ダリル・F・ザナック(「史上最大の作戦」)、デビッド・O・セルズニック(「風と共に去りぬ」)、それとヒッチコック。ゴールドウインとザナックとヒッチコックは伝記が出ている。セルズニックは「風と共に去りぬ」のブルーレイのコメンタリーが面白い。映画監督は、資料が沢山あるが、プロデューサーはとても少ない。4人の共通点は、大きな冒険に挑み続けたことである。(続きます。)