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仕事のやり方②/プロデューサーの唯一無二の醍醐味

 いろいろなクリエイティブを組み合わせて、クオリティの高いものを作ることに尽きる。スタッフィング、キャスティングの力。相乗効果を最大限に上げること。

儲ける/低予算

 低予算では、人が足りないので、1人で複数の役をこなす必要があるので、きついが人は育つ。予算がある仕事でも、同様の役割分担ができれば、利益を上げることができるが、なぜかやろうとしない。低予算の作品には、壁のようなものがあって、ある程度以上のクオリティを超えることはできない。映像プロデューサーは、予算があれば、超えるべき部分に予算を投入するべきである。それをかけなくてもいい部分にもお金をかければ、利益なんて出ない。 予算がある仕事は逆算して、スタッフにはこれ位、美術にはこれ位、というふうに今までの経験から平均的な配分があってそれに従ってやろうとする。基準にするのはいいが、それではいつもと同じようなものになってしまわないだろうか?逆に無視をして、とんでもないことになった例も多く知っている。明らかな知識不足。 タレント周りの予算を節約しようとして「恥をかかせるな」と言われたことがある。言っている人の気持ちもわからないでもないが、微妙な話である。逆にクオリティを下げてでも、タレントに過剰なサービスをする人もいる。頭がおかしいに違いない。 自主制作出身の人は、ゼロ予算を経験しているので、お金のことは大体分かっている。しかし、ある程度予算のある仕事ができるようなると、中には、その時の苦労など忘れて暴君のように振る舞う人が沢山いる。結果的に悲惨なことになる場合がある。反動というか、人間の性というべきか。