金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。
35周年ということで、名作を選んで放送した。フジテレビは苦境にあるので、苦肉の策でもある。自分がプロデュースしたものもあったが、過去の名作が今に通用するかと期待していたがそんなことはなかった。ほとんどが技術的に古い。しかし、その中で俳優の鮮度だけは保存されていた。古くても良いものをお化粧したり、パッケージを変えたりして復活できるのは、一部だし、そんなに長続きしない。最新のもので勝負するしかない。全体を通して言えるのは、本当にいいものは少ないということである。