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8月, 2022の投稿を表示しています

仕事のやり方②/プロデューサーの唯一無二の醍醐味

 いろいろなクリエイティブを組み合わせて、クオリティの高いものを作ることに尽きる。スタッフィング、キャスティングの力。相乗効果を最大限に上げること。

人間/環境

 人間は酷い環境でも慣れる。よくないのは、酷い環境に慣れた人が改善しようとせずに、次に来る人に慣れさせることである。気がつけば、とんでもないことになっている。逆に言うと、環境をよくすれば、成長する余地が生まれると思う。更に逆を言うと、分不相応な環境だと、誤解して、成長が止まる可能性がある。

人間/嫉妬の力

 強大である。どんな権力を持ってる人にもある。嫉妬、コンプレックスが人一倍あるから、権力が持てたのではないかと思うほどである。嫉妬は、非合理的なので、多くの人が混乱する。嫉妬の力が、客観的なものの良し悪しを狂わせる。そういう現場を数多く見てきている。 少し話は変わるが、多様性のない社会では、はみ出る人には不寛容である。写真業界では、広告とそれ以外という分け方をする人がいる。俳優も、映像、舞台という分け方をする。特に若い人がそういう言い方をする。大きく違うのに同等である。指導者が悪い?

人間/腐敗

 腐敗は、時間をかけてゆっくり進行する。生き残っているのは幸運。新しい流れがあると、あっという間に淘汰される。新しい流れを見つけたら、半歩踏み出すことである。

人間/才能×真面目

 長く、優秀であり続ける人は、真面目な人が多い。才能があっても、真面目であり続けることは難しい。才能だけではダメ。エンジンと燃料が必要。真面目もその一つである。真面目にやるのは誰でもできる。ということは、真面目を武器にして、才能のある人を探して一緒に仕事をすることである。

人間/ライバル

 最低2人は必要。牛丼業界、コンビニ業界など、3つのところがある。(3つがベストではない。)独占だといずれ腐敗する。新興に業界ごと乗っ取られる。競争の質も重要。共通のよき目的に向かって競い合う。共通の目的は、賞でも、シェアでもない。年をとれば、最大のライバルは自分だとわかるようになる。

人間/できる人、できない人

 できない人を否定しない。本人も気づいていない能力がある可能性がある。やる気があり、悪意がなければ、多様性を受け入れる。本来の力を発揮できない人に仕事をしてもらう。マッチングの力。プロデューサーの仕事である。頭のいい人が、できない人を頭から否定する現場をいくつか見てきているが、何の進化も生まれない。 みんなができる人と思っている人が、実はあまりできない場合がある。本人がその気になっている場合は悲劇である。また、ある分野でできて、別の分野で全くできない人もいる。見極めが大事である。自分の一生を左右する。

人間/一緒に仕事をする人

 自分のことを気に入ってくれて、なおかつ客観的な視点を持った人がいい。正しい本音を言う人。欠点に目をつぶってしまうのは、お互いにとってよくない。自分が正しければ、気に入ってもらうことは努力次第で可能性がある。それでも、気に入ってもらえないのは相手の問題なので、諦めるべきである。気に入ってもらえるために、正しくないことをすることは避けるべきである。最初から複数の人と仕事をすることである。そして、変えていく。一定の距離感を持つ。

人間/類は友を呼ぶ

 人間は群れたがる。優秀な人が優秀な人を呼ぶ、弱者が弱者を呼ぶ。優れた人の群れが優秀であり続ける保証はない。優れた仕事をするためには、タイミングよく、群れから脱出することである。一番成果が上がるのは、いろいろな人たちが共通の目的を持って、一緒に仕事をすることである。