スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(凄いプロデューサー⑤)が付いた投稿を表示しています

運用・7%への道/金余り② ゾンビの復活

 金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。

プロデューサー/凄いプロデューサー⑤

 アルフレッド・ヒッチコック(1899〜1980)言わずと知れたサスペンスの巨匠。監督としてはもちろん、プロデューサーとしても優れていた。伝記(「ヒッチコック映画と生涯」、有名なトリュフォーの映画術ではない))を読むと、ほとんど自分が気に入った企画でしか映画を作っていない。そして、予算もコントロールしていた。キャリアの後半に、「サイコ」「鳥」という実験的な映画を作っている。「サイコ」は、内容的に大きな予算がかけられないので、テレビのスタッフを使って低予算で作っている。しかし、映画館での途中入場を禁止するなど、公開方法にこだわり、大ヒットしている。女優を撮るのが上手く、「裏窓」のグレース・ケリーは、ポーズ、アングル全てが異常である。後期、お気に入りの若い女優に執着する余り、失敗作を作っている。しかし、それらの不調期を乗り越え、最後に「フレンジー」と「ファミリープロット」という小品だが、良作をものにしている。 ②ザナックも④セルズニックも⑤ヒッチコックも、女性関係ではそれなりに痛い思いをしていて、作品にもろに影響が出ているのが面白い。しかし、③ゴールドウインを含め、いずれの夫人たちは忍耐強い立派な人たちだったようである。