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仕事のやり方②/プロデューサーの唯一無二の醍醐味

 いろいろなクリエイティブを組み合わせて、クオリティの高いものを作ることに尽きる。スタッフィング、キャスティングの力。相乗効果を最大限に上げること。

映画/異端と正統

 溝口健二の映画は、正統派日本映画の名作のような印象があるが、実際、撮影でやっていることは普通でないことが多い。例えば、美術。溝口の作品は1カットが多いので、当時のカメラ、クレーンの動きに対応できるように、美術デザイナーの水谷浩は、巨大なセットを作っている。他にもいろいろはエピソードがある。黒澤明、小津安二郎、今村昌平も異端である。異端がその国を代表する名作を作っている。 テーマ自体が異端なのに、わかりやすく作っているのは、シュルレアリスムの巨匠のブニュエル。アングル、編集など、映画の作りはとてもオーソドックス。だから、異常さが際立つ。 いろいろな映画の作り方がある。