金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。
ある週に限定して、オンエアされている全ての地上波ドラマを見た。脚本と登場人物のキャラがデフォルト化しているのにちょっとびっくりした。映像と音楽は進化している。テクノロジーが進化しているからだと思った。でも、いくら映像が良くなっても、肝心のお話が面白くなければどうしようもない。むしろ、作り手は映像で酔わそうとしている。でも、結局同じような映像ばかりになるので、なかなか酔わせてもらいない。可哀想なのは俳優。脚本はデフォルト化することによって役割も同時にデフォルト化している。しかし、生身の人間はどんどん年をとるわけで、シュールな状況になっている。