金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。
チャールズ・エリスの古典である。平均への回帰など学ぶべきことは沢山あるが、個人的に刺さったのは、世の中にダメな商品(ファンド)が大量にあることである。例えば、ファンドラップ。新NISAに採用されていないにもかかわらず、CMが流れ、銀行はすすめてくる。自分の運用方針(長期分散積立)をしっかりと決めれば、消去法(敗者のゲーム)でも、 本当に投資するべきファンドを見つけることができる。