期待したほど寒くなかった冬が終わり、自転車に乗っていると、春が来たのをダイレクトに感じます。先週は自転車に薄く砂が積もっていました。黄砂だそうです。遠くの山はまだ雪に覆われていますが、近くの山から雪が消え、最初に小さな花々が咲き、あちこちで桜の花が満開になります。東京は家(杉並区)から事務所のある虎ノ門までの、自転車の通勤路はそれなりに桜が咲いているのですが、山形はバリエーションが多いと思いました。霞城公園や馬見ヶ崎川では大規模な桜並木が、学校や小さなお寺では個性豊かな桜が咲いています。街全体が桜でおおわれているという感じではないのですが、自転車で走っていると、桜以外の花などいくつもの発見があり、山形市の短い豊かな春を存分に味わうことができます。桜のシーズンに山形に旅行しても天気が良くないとせっかくの桜がきれいに見えません。住んでいると、天気のいい日に自転車で出かけることができます。
ランチを食べるためにあるフレンチへ行った時に、そこのシェフは、自分が30年以上も前に行ったことがある東京のフレンチに勤めていたと聞いて少しびっくりしました。(こういったことは時々あります。でも自分から話しかけないとわかりません。) そのシェフは、山形は野菜がいいと言っていました。前にも書きましたが、確かに野菜は安くてうまい。夏になるとサファイアなすという名のなすが大量に店頭に並びます。野菜に宝石の名前とはちょっと大げさですね。八百屋の人に聞くと、教えてくれる料理の仕方は普通です。しかし、なすはトルコにとって、「ママの味」です。国民食なのです。焼いたなすをベースにして色々な具材をのせて、オーブンで焼いたりすると、なすの旨みが最大限に発揮されます。これはトルコ料理が世界三大料理と知って、東京都内のトルコ料理を探していたときに知りました。(しかし、東京ではトルコ料理が少なく、なす料理もあまり出していませんでした。ネットでレシピを探して自分で作ってみて感動しました。)山形の巨大ななすや丸いなすは、トルコ料理にぴったりです。なす以外にも様々な野菜があります。野菜への探求はまだ始まったばかりです。