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山形日記/26.4.13 山形の春

 期待したほど寒くなかった冬が終わり、自転車に乗っていると、春が来たのをダイレクトに感じます。先週は自転車に薄く砂が積もっていました。黄砂だそうです。遠くの山はまだ雪に覆われていますが、近くの山から雪が消え、最初に小さな花々が咲き、あちこちで桜の花が満開になります。東京は家(杉並区)から事務所のある虎ノ門までの、自転車の通勤路はそれなりに桜が咲いているのですが、山形はバリエーションが多いと思いました。霞城公園や馬見ヶ崎川では大規模な桜並木が、学校や小さなお寺では個性豊かな桜が咲いています。街全体が桜でおおわれているという感じではないのですが、自転車で走っていると、桜以外の花などいくつもの発見があり、山形市の短い豊かな春を存分に味わうことができます。桜のシーズンに山形に旅行しても天気が良くないとせっかくの桜がきれいに見えません。住んでいると、天気のいい日に自転車で出かけることができます。

仕事のやり方②/質と量

 作品の質と量は反比例すると言う人がいるが、実際のところわからない。CMディレクターの中島信也さん(CM/CMディレクター④)は一番忙しかった時期に数多くの名作を生んでいる。アートディレクターの大貫卓也さん(「日清カップヌードル Hungry?」)とCMプランナーの佐藤雅彦さん(フジテレビ)をほぼ同時期にやっていたのは信じられない。映画業界では、黒澤明や小津安二郎はほぼ一年一本のペースで大作を作っていたのだが、例外なのが溝口健二。ベネチアで3年連続賞を撮った映画「西鶴一代女」(1952)、「雨月物語」(1953)、「山椒大夫」(1954)が有名であるが、1953年は別にもう一本、1954年も別に二本監督している。当時のスケジュールを見ていると、編集、ダビング(MA)は短い。1956年にカラーの大作を2本撮って、1957年も一本撮影して、白血病が見つかり、その年の夏に亡くなっている。もちろん、今と制作体制が違うというのもあるが、監督はのってくると、矢継ぎ早に傑作をものにする。別に真似る必要はないのだが、そういう時が来たときは、頑なに自分のペースを守る必要はないと思う。

山形日記/26.3.23 移住者支援 米40キロ!

 移住者に対して山形県が実施している支援制度を最大限に活用しています。まず、食料支援。申請すると、味噌、醤油が送られてきました。一番すごいのは米。なんと40キロ! 計算すると食べるの2年かかります。次に家賃支援。最大2年にわたって、毎月1万円。山形県はそもそも家賃自体安いので、相対的に大きな金額です。私の近くの移住者で知らないという人もいました。くらすべ山形(ふるさと山形移住・定住推進センター)へ行けば、さまざまな移住者支援を教えてくれます。くらすべも県庁の人もやさしく、丁寧な人が多いです。中には少し手間がかかるものもあります。しかし、利用しない手はないと思います。個人的に、東京に比べて高いガス、電力も1〜2年程度、補助があると移住者にとってショックを緩和できると思いました。(少し都合が良すぎる?)

運用・7%への道/安青錦とWBC

綱取りに挑んでいる安青錦が連敗している。前傾姿勢で前に進む相撲が止められ、体を密着させられ抱え込まれると手も足も出なくなる。明らかに対策をされている。今まで同じやり方で勝ち続けているので、バリエーションの少なさが仇になっている。次に、WBC。日本は早々に負けてしまった。独占配信していたネットフリックには大きな誤算である。地上波は、フローなので、日本が負けても他の番組で埋めることができるが、ネットフリックスは、ストック(作品)なので、日本が負けたらさっさと解約される可能性が高くなる。安青錦の親方も、ネフリも、こうなることを想定していたのだろうか?全く予想ができないイラン情勢に比べると、そんなに難しくないと思う。運用に応用できる話である。

CM/CMディレクター④中島信也

 私が独立する前にいた東北新社の大先輩である。入社前から、CM NOWという雑誌でその存在を知っていたのだが、入社後、更なる売れっ子になっていた。一流のクライアント、クリエイターの仕事が殺到するので、プロデューサーも全員が中島さんとできなかった。私の上司は、中島さんの仕事が多かったのでラッキーだった。中島さんは超売れっ子で、仕事大好き人間なので、スケジュールを取るのが大変だった。打合せ、撮影、編集の時間をもらうために、別の編集中の中島さんを編集室前で待機して、一瞬外に出た時に話をするという繰り返しだった。後に、SMAPのスケジュール取りをした時はこの時の教訓が生かされた。中島さんは、自分で企画もできる。東北新社のCMディレクターは最初は企画部からスタートする。資生堂の仕事は代理店を通さない仕事だったので、中島さんが企画もやっていた。どれも面白い。中島さんは仕事も早いし、上がりも素晴らしい。稀代のクリエーター佐藤雅彦と大貫卓也の仕事を同時にやっていたのは驚異である。(2人の仕事をやったことがあるのだが要求が凄くて超大変。)そう、人の企画でもディレクターに徹してやれる器用さもあった。日本のCMでデジタルとCGを最初に使いこなしたディレクターでもある。中島さんには数え切れないほどの美点があるのだが、特に他のディレクターにない点は、出演するタレントと仲良くなる技術である。CMは、ドラマや映画と違って、全く知らない同士が、スタジオで数時間過ごすわけだが、中島さんは相手に最大の敬意と丁寧さを駆使して、のせまくる。とんねるず、PUFFY、沢尻エリカなど、中島さんにだけ心を開いたタレントは数知れない。こんなディレクターはもう出ないと思う。CM全盛期の中で花開いた稀有なタレントだと思う。

山形日記/26.3.16 冬の野菜

 毎年3月に健康診断を受けるので、2月はダイエット期間です。野菜を集中的に食べることにしました。雪が降るので、多少値段が高くなると聞いていたのですが、個人的にはそんなことはないと思いました。にんじんが甘い、レンコンがさくさく、山形産のキウイは安くて濃厚、ナスの辛子漬け、などなど。見たことも聞いたことも食べたこともない野菜でもどんどん買って料理します。最初炒めていたのですが、ダイエットのことを考えて、油を使うのをやめて、煮たり、生で食べるようにしました。それでもうまい!店の人のおすすめは、おひたしとか一手間をかける料理が多いのですが、なるべく手を加えなくても野菜本来のパワーを感じます。

運用・7%への道/金②今買うべきか?

 少し前に金がかつてないほど急騰した。今は少しだけ下がっている。地政学的に世の中が不安定なのと、日本とアメリカはお札を刷り続けていたので通貨の価値は下がっているのが理由だと思っている。ビットコインも不安定である。銀やプラチナは素人が手を出すものではない。金積立をいつから始めるか相談を受けるが、はっきり言って今後どうなるかわからない。ただ、今まである程度積立をしていた人は、売らなくても、積立をストップして、リスクオフ(これ以上高値で買ってリスクを負わない)にすれば、リバランス(全資産の中での金の割合を調整)できると思う。

CM / CMディレクター③中島哲也

 「嫌われ松子」、「告白」など、映画監督としての方が有名な中島さん、しかし、CMディレクターとしても優秀である。1987年に私が東北新社に入社した時、日本天然色映画という老舗の会社にいて、「フジッコ」(山口美江出演)のCMでブレイクした。その後、独特のギャグCM、スケールの大きいCMを監督をした。映像感覚は独特で、多分どのディレクターよりも目がいいのではないかと思う。私は、彼が監督する木村拓哉さんのJRAのCM、SMAPのNTT東日本のCM(ガッチャマン)、ドラマ「ママ新発売」、「虎とライオンと5人の男」などのプロデューサーをした。(SMAPばっかり)JRAと「ママ新発売」と「虎とライオン」は自分史上4大きつい仕事の内の3本であるが、正直、中島さんでなければできなかった部分もあると思っている。(残りの1本は映画「SURVIVE STYLE5+」)風貌は威圧的で、真剣に怒ると、全ての人が恐れをなす。でも、私は昔から知っているので、「わざと怒ってません?」と聞くと、照れたように笑う愛嬌のある人である。