日経の私の履歴書で、保険会社の元経営者が海外企業の買収について言及していた。なぜ、日本企業は、ある時期になると海外企業の買収に血道を上げるのか。私が知る限り多くが失敗している。東芝、資生堂、電通など。ニデックのように時間をかけ用意周到に買収して成功しているように思えたが、最近はお荷物になっているようである。成功した企業にはたまたま感がある。買収で株価を上げている会社は要注意である。会社の自力成長に限界があることを露呈しているようなものである。
仕事が赤字になりそうな時に、なんとか利益を上げようと、寸前まであがくプロデューサーを多く見てきたが、トータルで見ると、損をするケースがほとんどである。であれば、最初からこの位赤字と見込んで、腹を括り、なるべくスタッフに迷惑をかけず、クオリティを上げるべきである。 赤字仕事を受けないようにするにも、腹を括る必要がある。なぜなら、そのクライアントの仕事が一切なくなる可能性があるからである。しかし、そのクライアントと仕事を続けても、赤字を取り戻せる保証はどこにもない。むしろ、避けられることもある。 クオリティを上げたいために赤字でやってしまうと、クライアントは、こちらの考えなどお構いなしに、その金額でできると思い込む。そうなると次回の予算に影響する。つまり、自分の首を絞めることになる。 赤字になる前から戦略を立てる必要がある。