バルザックを初めて読んだ。(「ラブイユーズ」)滅茶苦茶面白い!(この表現は久しぶり)メインの登場人物のほとんどが金の亡者である。それも超個性的。バルザックは、当時の年金制度や宝くじや恩給制度を駆使しながら、リアルに描いている。(なので、少し予習が必要。)ドストエフスキーはバルザックの影響を受けているので、「カラマーゾフの兄弟」との共通点も多い。カラマーゾフは宗教的エピソードも多いのだが、「ラブイユーズ」にはそういった要素は全くなく、欲に憑かれた人間がどうなるのかを描き切っている。カラマーゾフもそうだが、ある程度人生を経験したものが読むべき本である。人間の本性は基本的に変わらないということが強烈にわかる。そして、何度も言うが超面白い!かしこまった文学ではなく、完全にエンタメである。運用における人間の心理を知るための参考になる。
山形に移住して、いろいろな人と話をしてみて思ったのは、仕事で儲けるということをどこまで意識しているかということ。好きでやっている、地域のためにやっている、家族のためにやっている、会社から給料をもらっている、などそれぞれ仕事の理由はあるのだが、肝心のいかに儲けるかという意識は弱いと思った。自分が東京の狭い業界の中でしか仕事をしてこなかったので新鮮だった。しかし、世の中には、物凄く儲かっている経営者の本は沢山出ている。読むとわかるのだが、ある種の共通点がある。そして、自分に共通するところがあれば、チャンスである。別に山形に限ったことではないのだが、身近に儲かっている人がいなければ、参考にするべきである。注意したいのは、身近に儲かっている人がいても、単なるブームにのっかっているだけの人が結構多いということ。