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運用・7%への道/もっと説明を!

 新聞や識者のコメントを見て、一番不満なのは、金利についてどの金利を言っているのかわからないことである。金利には大きく短期金利と長期金利がある。性格は違う。それでも、一応に「金利」である。もちろん、文脈を辿ればわかるのだが、普段使い慣れていない人にとってすぐにはわからない。同様に不満なのは、「利確」について、日本人投資家と外人投資家では、利確の考え方が違う。しかし、マスコミは日本人も外人も利確で売りに出る、という記事だけ。マスコミは、インパクト重視だから細かい説明を省略しがちだが、基本は丁寧に説明してほしい。市場との対話と言われると何のことを言っているのかと最初は思っていたが、丁寧に説明を繰り返すと相手もわかってくるので、変化があってもサプライズにならない。これは運用だけではなく、全ての物事に言えることである。

仕事のやり方①/今やっていること

 去年から少しづつ自分で映像を作っている。興味のある対象があれば、それを題材にして作っている。自身の制作技術の維持が目的だが、ポイントは二つあって、自分が納得し、もし相手(対象)が人間であれば、その人たちが喜ぶこと。ビジネスは関係ないし広がることもあまり考えていない。それでも、作る時の姿勢は大きな映像(CM、映画、ライブ、MV)の時と変わらない。相手(対象)に対して、最大限の敬意と注意を払う。これは癖かもしれない。でも、そういう自分が少し誇らしいと思う。

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儲ける/赤字仕事

仕事が赤字になりそうな時に、なんとか利益を上げようと、寸前まであがくプロデューサーを多く見てきたが、トータルで見ると、損をするケースがほとんどである。であれば、最初からこの位赤字と見込んで、腹を括り、なるべくスタッフに迷惑をかけず、クオリティを上げるべきである。 赤字仕事を受けないようにするにも、腹を括る必要がある。なぜなら、そのクライアントの仕事が一切なくなる可能性があるからである。しかし、そのクライアントと仕事を続けても、赤字を取り戻せる保証はどこにもない。むしろ、避けられることもある。 クオリティを上げたいために赤字でやってしまうと、クライアントは、こちらの考えなどお構いなしに、その金額でできると思い込む。そうなると次回の予算に影響する。つまり、自分の首を絞めることになる。 赤字になる前から戦略を立てる必要がある。

はじめに

私は東北新社という映像制作の会社を新入社員で入り、約20年間 C M を中心にプロデューサーをやり、最後の何年かは取締役も経験しました。 CM 以外では念願の映画も7本プロデュースしました。他にテレビドラマ、コンサート用の映像もプロデュースしました。しかし会社の中でやりたい仕事がなくなり、会社に自分の居場所がないことに気づき、2012年に自分で会社を作りました。会社を作って今年で10年目です。 新しい会社の仕事は当初考えていた小さな仕事だけではなく、前の会社でやっていた規模の仕事も入ってきました。この10年間でやりたいことはほぼやり尽くしました。今年で57才。まだまだ働けるという人もいますが、現役の CM プロデューサーとしては最高齢に近いと思います。(プロデューサーの寿命は短いです。) 自分のダイアリーを見直すと、大体10年おきに周期があることに気づきました。映像の仕事はもちろん続けますが、次の10年は変化の年だと思っています。自分の年齢でできることを楽しみながらやっていきたいと思っています。 最近、若い人と話をするために自分の過去の作品(ドラマ「ママ新発売」)を見返した時に、これを超えることは難しいと思いました。今見ても全然面白い。寂しいというより少し嬉しかったです。(自分は間違っていなかった。) 小説「ゲド戦記」で主人公が自分の影を追っていた、というエピソードを思い出しました。     私が経験してきたことをベースに、これから映像(プロデューサー)を目指す若者たちの手助けをしたいと思い、ブログをはじめました。   2021年2月 サイレントフィルム 谷口宏幸

山形日記/25.9.1 食べもの①

今年の5月に移住して3ヶ月が立ちます。山形の良さは、食べ物が安くておいしい。スーパーに行くと山形産の肉が多いです。金曜になると、会社のある建物の外で小さな朝市があり、少量の新鮮で珍しい野菜が手に入ります。おばちゃんたちと相談しながらどういう料理にすればいいか考えます。八百屋も近くにあり、地元の野菜が買えます。あまりお酒を飲まないのですが日本酒、ワインが充実しています。会社のある建物の中に食品の材料が売っているスーパーがあって、日本酒を量り売りしています。また、家の近くに角打ちができる酒屋があります。上山のワインは、個性があって個人的には楽しんでいます。 レストランも充実しています。家の近くの蕎麦屋は、早朝から蕎麦打ちの音が聞こえ、おいしいそばが食べれます。会社の近くにも、ラーメン、エスニック、ピザ、イタリアン、ハンバーガー、スイーツ、和菓子と、すでにお気に入りの店が何軒かあります。もちろん、これらの種類の店は、かつて私が働いていた東京の虎ノ門、新橋にもあるのですが、クオリティとコスパは全然違います。 夜は元々、外食をしないのですが、それでも教えてもらった焼き鳥は今まで食べた中で最高でした。山形はラーメンを推しているようですが、焼き鳥屋の数と質は半端ないです。 Googleで、範囲が広いと有名店がでてきますが、そこから最大限に拡大すると数多くの地元で評価の高いお店を見つけることができます。これは、2年前の世界一周で発見した手法です。 最後に山形と言えば、果物。会社はシェアオフィスなのですが、中にいる人たちからスイカやブドウなど分けてもらい満喫しました。 普段は、昼は弁当、夜も自炊なのです。それでも素材のバリエーションが増えました。たまに外で食べると涙が出るくらい美味しいものに遭遇します。山形に移住してよかったとしみじみ思っています。