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9月, 2024の投稿を表示しています

運用・7%への道/米

 以前、米の価格がなぜ下がらないのか、理由がわからないと書いたが、小泉さんが農相になって米を下げると宣言してから、急に理由がわかるようになった。そして、安い米が出ると文句を言う人が出てくる。この人たちが米の価格を下げない犯人である。本当は、下がらない時に理由が分りたいのだが、新聞も含めなかなか説明してくれる人がいない。よくあることなので疑問に思ったら、理由がわかるまで待ってみる。このような知識を蓄積すれば、予想がしやすくなる。

運用・7%への道/投機と投資

投機は、誰かが勝っても、誰かが損をする。こんなことを一生続けたくない。いつか負ける。長期投資は、社会の成長に投資する。いわゆるWINWINの関係である。投資対象を長期の成長の可能性のあるものに絞れば、何に投資すれば良いかわかるようになる。特定の企業よりも、産業、国家になる。つまり、インデックスになる可能性が高くなる。そのために、歴史、地政学を勉強する必要がある。

プロデューサー/凄いプロデューサー②

ダリル・F・ザナック(1902~1979) 女好きで、ダメ女優を主役にしたり、スキャンダルの多いハリウッドのプロデューサーだったが、脚本家出身で、制作した映画は社会性のある名作が多い。(「紳士協定」、「イブの総て」)、また、西部劇の巨匠ジョン・フォードとのコラボが有名。(「怒りの葡萄」「我が谷は緑なりき」どちらも西部劇でない)編集は、ザナックがほとんどやっていたようである。 自分の息子(「ジョーズ」のリチャード・ザナック!)をクビにしたりと最後まで世間を騒がせていたが、作るものは、一貫性があった。戦後の低迷期を脱出した大作戦争映画「史上最大の作戦」は、実はドンパチの少ない地味な映画だが、戦争に参加した様々な人間たちのエピソードを重ねた、私が好きなザナックらしい映画である。しかし「イブの総て」を見ると、とにかくセリフが多いのにびっくりする!伝記「ザナック ハリウッド最後のタイクーン」(早川書房 Amazonで中古を入手可能)

運用・7%への道/食わず嫌い

長期分散積立をおすすめしているが、敢えて、デイトレード、先物、仮想通貨も勉強してみる。大体好きになれないが、なんで嫌いなのかを確認するために勉強する。短期投資をする人たちの思考を理解することは価値がある。

プロデューサー/凄いプロデューサー①

 自分の中で4人いる。サミュエル・ゴールドウイン(「我らが生涯最良の年」)、ダリル・F・ザナック(「史上最大の作戦」)、デビッド・O・セルズニック(「風と共に去りぬ」)、それとヒッチコック。ゴールドウインとザナックとヒッチコックは伝記が出ている。セルズニックは「風と共に去りぬ」のブルーレイのコメンタリーが面白い。映画監督は、資料が沢山あるが、プロデューサーはとても少ない。4人の共通点は、大きな冒険に挑み続けたことである。(続きます。)

運用・7%への道/毎日やりたくない

こればかりやっていれば、飽きる。集中せずに、楽しみながらやりたい。1月に1回が理想。いつも月頭にチェックするので、今年の7月の最高時も、8月の急落時も、ショックを受けることは少なかった。全く関係ないことをやっていて、運用のヒントを得ることはよくある。

仕事のやり方②/プロモーション②

 私にとって、本当に重要な仕事の発注してくれる人は、数十年間で、実は何人もいない。それ以外は、その何人かの人のつながりから発生する。プロモーションは、その何人かに発見してもらうためのものなので、他と同質のものである必要はない。 私がヒントとする映像は、とても再生回数が少ないものが多い。しかし、誰も見ていないので希少価値がある。ヒントとしては最高である。つまり、この逆である。

仕事のやり方②/プロモーション①

自分で会社を作った時に、まずホームページを作った。そして、HPが更新した時に、送り先のリストを作り、DM(ダイレクトメール)で告知する。沢山の人に見てもらおうと考えてなくて、自分が重要と考えている人に確実に届くようにしている。何年もやっていると、どの程度のリアクションがあるかわかるようになる。そして、その様子を見ながら少しづつ内容を変えていく。 1人でやっている会社なので、良いクライアントから良い仕事が来るようにしたいと考えている。良い仕事であれば、年間1〜2本で十分である。こういったプロモーションで重要なのは、ある程度一貫性を保ちながら、長く続けることである。

運用・7%への道/シミュレーション

ある程度年を取ったら、将来出入りするお金が大体わかる。そのためには数年間、家計簿をつける必要がある。コロナの時に暇だったので、時間をかけてシミュレーションをしてみた。運用については、7%のリターンで積立を続けると、100歳で凄い金額になるのがわかった。でも、自分の同期や周辺を見ると、そんなに長生きできそうにないので、平均寿命で想定する。そうすると、どれくらいの運用を目指せばいいのか、大体わかるようになる。お金は死んだら、天国(地獄)へ持っていけない。残ったお金をどうするかを考えている。シミュレーションは毎年訂正して、精度を上げるようにしている。シミュレーション通りになると余裕ができるようになる。

プロデューサー/CMプロデューサーの長所

 CMプロデューサーは、スポンサー(クライアント)と制作現場の両方を知ることができる。こんなことができるプロデューサーはあまりいない。しかし、仕事が増えるのを嫌って、敢えて閉じようとする人も多い。もったいない。自分が担当したスポンサーを研究して、どんどん知識を広めるべきである。

運用・7%への道/銀行嫌い

 自分の会社の口座を作ろうとしたら、片っ端から断られた。個人の口座のある銀行にも断られた。会社の資料を作って提出して、やっと口座を作ることができた。運用を始めようとして、銀行に話したら、安全投資として債券を薦められ、系列の証券会社を紹介された。先進国、新興国の債券を半々で買ったが、新興国は凄まじい通貨安になった。新興国の債券は、自分だったら絶対薦めない代物であることは、自分で勉強してわかった。この証券会社は、一時期、初対面の部長さんがやってきて、1千万以上のよくわからない債券を勧めてきた。「これ仕組債ですか?」「そうです!」恐ろしい会社である。最近、不祥事の多い会社である。銀行は、大きな資金の移動をすると、必ず電話がかかってくる。運用状況を伝えると、必ずラップファンドを薦めてくる。恐ろしいことである。長期分散積立が強いのは、こういう間違ったやり方をやっている会社が多くあるからでもある。