スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

3月, 2025の投稿を表示しています

運用・7%への道/米

 以前、米の価格がなぜ下がらないのか、理由がわからないと書いたが、小泉さんが農相になって米を下げると宣言してから、急に理由がわかるようになった。そして、安い米が出ると文句を言う人が出てくる。この人たちが米の価格を下げない犯人である。本当は、下がらない時に理由が分りたいのだが、新聞も含めなかなか説明してくれる人がいない。よくあることなので疑問に思ったら、理由がわかるまで待ってみる。このような知識を蓄積すれば、予想がしやすくなる。

仕事のやり方②/AI

 AIは、多すぎる情報、コンテンツを効率よくまとめてくれるとても便利なツールである。しかし、突っ込んだ知識を得ようとすると物足りない。私にとって知りたい情報は、マニアックなものが多いので、AI以前からあまり変わっていない。AIであろうとなかろうと、知りたい知識を得るための過程(思考法)が重要だと思う。自分だけのやり方を発見したい。そして、最も重要なのは、なぜそれを知りたいか、ということである。

運用・7%への道/サプライズ

 トランプが関税を上げたり、いろいろやっていると、世の中は悲観的な見立てをする。しかし、大体そうはならない。それぞれが、用心したり、対策を立てたりするからである。逆に言うと、用心したり、対策を立てたりしていないところにサプライズが起こる。予想できるサプライズなど存在しない。専門家の予測は当てにならないが、彼らの予測の範囲でサプライズは起こらないので、ある意味で有効である。

運用・7%への道/エネルギー

アメリカのエネルギーのETFを毎月買っている。そうすると、エネルギーに関する新聞記事を読むようになる。それだけでは部分的にしかわからないので、「新しい資源地図」「THE WORLD FOR SALE」という本を読んだ。後者は世界の裏側で動くエネルギー商社の栄枯盛衰を描いている。 エネルギーは不足するから伸びるだろうと単純に考えていたが、魑魅魍魎な世界である。予測するのが困難な世界である。しかし面白い。エネルギー業界で起こっていることを他の業界に当てはめてみる。歴史は韻を踏むというが、水平方向?にも韻を踏んでいるのではないか?エネルギーのETFを買い続けようと思った。

会社/社長の誕生

 最近、ある上司のお別れ会があった。参加者の名刺を見ると社長になった人が結構いた。なんでこの人がこの会社の社長?本人も期限付きだと割り切っているかもしれない。社長の作り方がわからない会社が多いと思う。そんな会社で働くよりも、自分で会社を作って社長になる方が全然面白いと思う。昔アメリカのゼネラルエレクトリックがジャック・ウエルチの後の社長を決めるプロセスを本で読んだことがある。とても時間をかけて選ばれたのがイメルト。個人的にはイメルトは優秀だと思う。それでもうまくいかないときはうまくいかない。努力していない会社に勝算があるとはとても思えない。

運用・7%への道 /個別株①

 個別株はやらない。理由は決算書だけではわからない部分が多い。たまたま知っている会社が成績が落ちている理由を憶測できていても、必ずしも決算書に盛り込まれていない。決算が出た場合のマスコミの解釈は見立てが多いのであまり当てにならない。決算書だけでなく、あるルールを作ってあらゆる情報を網羅するのだが、やればやるほど対象の会社に対する興味が失せる。例えばある会社がグッズで利益を上げているので、そのグッズを見てみると、こんなものが売れているのかとげっそりする。興味が持続しない。この繰り返しが多い。分散が基本なので、一つの会社に大きく投資しない。たまたま株価が上がって利益を上げても、売ってしまえば、また次を探す必要がある。自分には合わないと思っている。

映画/ティム・バートン

「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)以降、見ていなかったので少し見ようと思った。そこでティム・バートンは世の中がティム・バートンに期待しているものを作っていると思った。内容も、最近のブーム(ファンタジーものとか)のバリエーションになっている。もちろん、ティム・バートン風味ではある。しかし、最初に「シザーハンズ」を見た時の衝撃はもうない。プロデュースする方はある程度先が見えるので楽かもしれないが、ティム・バートン本人はどう思っているのだろう?尾田さん(ワンピース)、青山さん(コナン)はどうだろうか?個人的には長いシリーズは苦手である。無理してでも新しいものを見るようにしている。宮崎さんは偉いと思う。

運用・7%への道/平均への回帰

 平均への回帰と聞けば、なんだ平均かと思う人がいると思うが、ここで言う平均とは"平均的な"リターンのことを言う。プラスマイナスゼロではない。分散して長期で積立を行えば、多少のでこぼこがあっても、平均的なリターンを得ることができる可能性が髙い。短期投資や集中投資だと、失敗した時に取り戻すのはギャンブルになる可能性がある。平均的なリターンは長期になれば、スノーボールとなって膨大な金額になる。簡単な数式を使ってシミュレーションすればわかる。積立と長期は誰にでもできる。残るは分散の仕方次第。これは知性が必要になると思っている。それは個人的な興味の範囲から始められる。だから運用は楽しい。

テレビなど/BS放送

BS松竹東急で松竹が降りるというニュースを見た。無料BS放送は、プレーヤーがどんどん変化している。しかし、こんなに多いチャンネルを誰が見るのだろう?一部のチャンネルは黒字のようであるが、そのビジネスモデルは通販番組だったりかなり寒い状況のようである。みんなが黒字になるために通販番組に頼ればどうなるか明らかである。見たい番組がどんどんなくなっている地上波を含め、本来の放送の役割を考えてしまう。BS松竹東映は、夜に映画を放映するのだが、最初は松竹の名作がラインナップされていたが、そんなに多くないので(失礼!)、だんだんマニアックな映画が放映されるようになった。スコセッシの隠れた名作「キングオブコメディ」が放映された時にはちょっと驚いた。映像プロデューサーは、こういったマイナーな場所からも普段あまり見ることのできない名作を見つけて腕を磨くべきである。しかし、こういう状況になるのは簡単に予測できたはずである。謎である。

世の中/女性の力

 最近、よく思うのは、女性が世の中の半分を動かしている、ということである。人類の半分は女性である。ほとんど具体的に名前は伏せるが、自分の周りに、女性が動かしている人、会社が多くある。ある会社が謎の動きをしている時に、通常の経営者の思考で考えるよりも、実権を握っている女性の立場で考えると、腑に落ちることが多いことに気づいた。自分の身近にもこんなにたくさんの例があるということは、実際、業界、株価にも大きな影響があると思っている。

運用・7%への道/中国

 インド以外のアジアのいくつかの国に投資している投資信託を積み立てている。その投資信託の中で比較的割合が大きいのが中国。中国だけのファンドも検討したがあまりいいものがなかった。中国に投資するファンドは変化が激しい。国が政策を変えると急変する。政治の影響が大きい。アメリカの方が分かりやすい。アメリカと逆相関になっているかと言えば、そうでもない。読めない。それでも14億の人口を抱える中国の影響は無視できない。不動産バブルで大きな痛手を受けているが、そのままダメになるとは思っていない。身近にも中国製の良いものがどんどん増えている。一部を中国に投資するのは有効だと思っている。