以前、米の価格がなぜ下がらないのか、理由がわからないと書いたが、小泉さんが農相になって米を下げると宣言してから、急に理由がわかるようになった。そして、安い米が出ると文句を言う人が出てくる。この人たちが米の価格を下げない犯人である。本当は、下がらない時に理由が分りたいのだが、新聞も含めなかなか説明してくれる人がいない。よくあることなので疑問に思ったら、理由がわかるまで待ってみる。このような知識を蓄積すれば、予想がしやすくなる。
仕事は早いにこしたことはない。特に連絡は早い方がいい。
早くできるのにわざと遅らせる人がいる。
遅いと相手はそのことを意外に覚えているし、気にもする。(自分はないがしろにされている?)良いタイミングで必要な人に連絡すること。
コンサート制作会社オンザラインのプロデューサーの西さんとユナイテッドラウンジのクリエーターの鈴木さんは、2人とも会社の経営者でもあるが異次元の早さである。(今まで仕事をしてきた人たちが遅い?)優秀な人は連絡はもちろん、判断、行動が早い。早いと周りは早く準備ができる。
何でも早くやろうとするよりも、遅い方がいい場合もある。拙速がどういうものか知らない人が多い。割り切るのも良くない。自分のやりたいことをやるために人が根負けするまで粘る人がいるが、自分のことしか考えていない、その後の作業のことを考えていない人がほとんどである。長い目で見ると上手くいかなくなる。
映像プロデューサーとして誰でもできる確実な方法は、スタッフリストとスケジュールと予算表をなるべく早く作り、チェックリストを作り、手順をルーティーン化してしまうことである。しかし、遅い人ほどこういう面倒なことをやりたがらない。