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投稿

人間/ファスト&スロー②

 ダロン・アセモグル等が書いた「自由への命運」という本を読んでいるが、日本は本当に公平で自由な国だと思う。そんな素晴らしい環境でも、やらない人はやらない。どんなに目の前に良い機会があってもやらない。ファストでもスローでもない人が一定数存在する。

運用・7%への道/ファストアンドスロー

去年亡くなったダニエル・カーネマンの行動経済学の本である。少し読みにくい。人間の意思決定はシステム1(直感)が、システム2(時間をかける)よりも優先されるという内容。運用では、短期はシステム1、長期はシステム2。優秀な人でもシステム1を使い続けると、才能が枯渇する。システム2は時間がかかるので成果を実感しにくい。しかし、個人的な実感として、10年、20年続けていると効果は歴然と出る。ただ、注意したいのは、ダメなことをやり続けても、その効果が出るのには時間がかかるということである。定期的にフィードバックをして、蓄積した知識を検証することが必要だと思う。 仕事のやり方①でも同じ内容の投稿をしました。違うのは、仕事の方は、20年、30年です。

仕事のやり方①/ファスト&スロー

去年亡くなったダニエル・カーネマンの行動経済学の本である。少し読みにくい。人間の意思決定はシステム1(直感)が、システム2(時間をかける)よりも優先されるという内容。映像の仕事はスケジュールが優先されるので、どうしてもシステム1が中心になる。優秀な人でもシステム1を使い続けると、才能が枯渇する。システム2は時間がかかるので成果を実感しにくい。しかし、個人的な実感として、20年、30年続けていると効果は歴然と出る。ただ、注意したいのは、ダメなことをやり続けても、その効果が出るのには時間がかかるということである。定期的にフィードバックをして、蓄積した知識を検証することが必要だと思う。 運用・7%への道でも同じ内容の記事を投稿しました。違うのは、運用の方は10年、20年という期間。

技術/中国のCGアニメ

 映像における中国の進化は、ハード、ソフト共に凄まじい。ハードは、DJIのドローンが映像における占有率が大きいが、照明ではアプチャー、LEDビジョンも中国製がとても多い。周辺機器が多く、撮影機材が少ないのだが、今後増えるのではないだろうか?もしくは、そんなに気にしていない?ソフトでは、スマホゲーム、最近、中国製のCGアニメのオンエア、配信が増えているようである。中国製のCGアニメは、ストーリーは開発の余地があるが、製作費が日本に比べて桁違いにあるようで、クオリティはとても高い。日本ではできないレベルに達している。日本のアニメ・キャラクターの海外での売り上げが話題になっているが、大きなライバルがいることを忘れてはいけないと思う。新たな戦略が必要だと思う。

運用・7%への道/中国②

中国の動きが気になっている。中国のAIディープシークが発表された時にやっぱりと思った。中国製品のクオリティが凄く上がっていると思う。既に、映像の世界ではハード、ソフト共に日本でできないものを作り続けている。では、中国が成長し続けているかと言えば、作りすぎて、内巻きという言葉に表されているようにうまくいっていない。トランプが中国に貿易戦争を仕掛けているがうまくいっていない。世界はグローバル化が進んでいて、つながっている部分が多いので、そんなに簡単にはいかなくなっている。いろいろな人が様々な見立てを言うが、誰もわからないと思う。一つ言えるのは、やりすぎるとどこかで調整が入る。そのタイミングに賭けたいところだが、プレーヤーが多いとさらにわからなくなる。時間を武器にして、分散するしかないと思う。

運用・7%への道/米

 以前、米の価格がなぜ下がらないのか、理由がわからないと書いたが、小泉さんが農相になって米を下げると宣言してから、急に理由がわかるようになった。そして、安い米が出ると文句を言う人が出てくる。この人たちが米の価格を下げない犯人である。本当は、下がらない時に理由が分りたいのだが、新聞も含めなかなか説明してくれる人がいない。よくあることなので疑問に思ったら、理由がわかるまで待ってみる。このような知識を蓄積すれば、予想がしやすくなる。

会社/偉大なる会社

若い人と話をしていると、自分の会社の偉大なる部分を理解していない人が案外多い。年寄りが、昔は良かった、と過去を美化するのは問題があるが、若い人が目の前の成果だけに集中して、会社を成長させた過去を冷静に分析しないことは、とてももったいないと思う。その会社にしかない多くのヒントがあると思う。

運用・7%への道/経営者たち

 日経新聞の私の履歴書に、ソニーの元社長の平井さんとキリンの元社長の磯崎さんが続けて連載されていた。共通点は、二人とも本流でなかったこと。だから、大胆な改革ができたと思うう。しかし、メインをいろいろ変えたり、バリエーションを増やして、会社を存続させるのは大変なことだと思う。社員はどう思っているのだろう。多角化している会社は、総合的なエンタメを目指すとか、立派なお題目を掲げているが、目の前の壮絶な生き残りの結果であるのなら、安定などせずに、この先も同じような修羅道が待ち構えているのではないか?