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山形日記/25.10.13 健康医療先進都市

 山形市には、多くの病院があります。東北で一番多いそうです。50歳を超えてから、いろいろな種類の病院に行くようになったので、そういった病院があるかどうか確認してから移住しました。確かに病院は多いです。専門クリニックから大病院まで。東京で受けられた治療とほぼ同じ治療を受けることができそうです。複数あれば、グーグルでコメントをチェックして、自分に合いそうな病院を選びます。調べてみて気付いたのは、大きな病院は大体評判が悪いです。しかし、コメントのほとんどは、スタッフの態度とかホスピリティに関するものが多いので、その病院が自分の病状にとって、本当に良いか悪いかは、グーグルのコメントでは絶対分からないと思いました。これは、東京の時からの経験ですが、クリニックでできないとわかった時に、クリニックの医師が指名する大病院の医師が一番信用できると思っています。

仕事のやり方①/時間を武器にする①

長くやるべきである。

映像プロデューサーは、いろんなことに興味を持ち、勉強し、ストック(経験・知識・技術)を増やせば、それを生かせる時がやってくる可能性が高くなる。いいチャンスは数は少ないが、必ずやってくる。時間をかけてやっているからこそチャンスがやってくる可能性が高まる。ストックの増やし方は、相関を意識すること。同じ方向だけでなく、全く違うことにもチャレンジすること。これができるかできないかが運命を変える。

1つのことをやり続け、1番になれば得るものは多いが、1番になれる人はひと握りなので結果的に効率が悪い。しかし、沢山ストックを増やそうとすれば、時間がかかる。早くやろうとすると拙速になる。時間をかけて、ゆっくりやるべきである。行き当たりばったりでやるのではなく、ある程度計画を立ててやるべきである。綿密な計画を立てると、計画を達成することが目的になってしまう。

あまりお金儲けを意識せずに、純粋にクリエイティブなことをやった方が長続きすると思う。そして、凝りすぎない。矛盾しているかもしれないが、器用はビジネスにとって大敵である。バランスの問題でもあるが、人それぞれ年齢によって正解が異なるので、早く始めて自分なりの解を見つけることである。やりたいことに時間をかけて、楽しみながらものにすることである。これを一生かけて習慣にすることである。

個人の時間の感覚と会社の時間の感覚は、一時的に合う場合もあるがずっとではない。合わない場合は効率が悪くなるし、お互いが幸せになれない。ある程度ストックがあれば、環境(会社)を変えることもできる。


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儲ける/赤字仕事

仕事が赤字になりそうな時に、なんとか利益を上げようと、寸前まであがくプロデューサーを多く見てきたが、トータルで見ると、損をするケースがほとんどである。であれば、最初からこの位赤字と見込んで、腹を括り、なるべくスタッフに迷惑をかけず、クオリティを上げるべきである。 赤字仕事を受けないようにするにも、腹を括る必要がある。なぜなら、そのクライアントの仕事が一切なくなる可能性があるからである。しかし、そのクライアントと仕事を続けても、赤字を取り戻せる保証はどこにもない。むしろ、避けられることもある。 クオリティを上げたいために赤字でやってしまうと、クライアントは、こちらの考えなどお構いなしに、その金額でできると思い込む。そうなると次回の予算に影響する。つまり、自分の首を絞めることになる。 赤字になる前から戦略を立てる必要がある。

はじめに

私は東北新社という映像制作の会社を新入社員で入り、約20年間 C M を中心にプロデューサーをやり、最後の何年かは取締役も経験しました。 CM 以外では念願の映画も7本プロデュースしました。他にテレビドラマ、コンサート用の映像もプロデュースしました。しかし会社の中でやりたい仕事がなくなり、会社に自分の居場所がないことに気づき、2012年に自分で会社を作りました。会社を作って今年で10年目です。 新しい会社の仕事は当初考えていた小さな仕事だけではなく、前の会社でやっていた規模の仕事も入ってきました。この10年間でやりたいことはほぼやり尽くしました。今年で57才。まだまだ働けるという人もいますが、現役の CM プロデューサーとしては最高齢に近いと思います。(プロデューサーの寿命は短いです。) 自分のダイアリーを見直すと、大体10年おきに周期があることに気づきました。映像の仕事はもちろん続けますが、次の10年は変化の年だと思っています。自分の年齢でできることを楽しみながらやっていきたいと思っています。 最近、若い人と話をするために自分の過去の作品(ドラマ「ママ新発売」)を見返した時に、これを超えることは難しいと思いました。今見ても全然面白い。寂しいというより少し嬉しかったです。(自分は間違っていなかった。) 小説「ゲド戦記」で主人公が自分の影を追っていた、というエピソードを思い出しました。     私が経験してきたことをベースに、これから映像(プロデューサー)を目指す若者たちの手助けをしたいと思い、ブログをはじめました。   2021年2月 サイレントフィルム 谷口宏幸