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8月, 2025の投稿を表示しています

山形日記/25.10.13 健康医療先進都市

 山形市には、多くの病院があります。東北で一番多いそうです。50歳を超えてから、いろいろな種類の病院に行くようになったので、そういった病院があるかどうか確認してから移住しました。確かに病院は多いです。専門クリニックから大病院まで。東京で受けられた治療とほぼ同じ治療を受けることができそうです。複数あれば、グーグルでコメントをチェックして、自分に合いそうな病院を選びます。調べてみて気付いたのは、大きな病院は大体評判が悪いです。しかし、コメントのほとんどは、スタッフの態度とかホスピリティに関するものが多いので、その病院が自分の病状にとって、本当に良いか悪いかは、グーグルのコメントでは絶対分からないと思いました。これは、東京の時からの経験ですが、クリニックでできないとわかった時に、クリニックの医師が指名する大病院の医師が一番信用できると思っています。

山形日記/25.9.1 食べもの①

今年の5月に移住して3ヶ月が立ちます。山形の良さは、食べ物が安くておいしい。スーパーに行くと山形産の肉が多いです。金曜になると、会社のある建物の外で小さな朝市があり、少量の新鮮で珍しい野菜が手に入ります。おばちゃんたちと相談しながらどういう料理にすればいいか考えます。八百屋も近くにあり、地元の野菜が買えます。あまりお酒を飲まないのですが日本酒、ワインが充実しています。会社のある建物の中に食品の材料が売っているスーパーがあって、日本酒を量り売りしています。また、家の近くに角打ちができる酒屋があります。上山のワインは、個性があって個人的には楽しんでいます。 レストランも充実しています。家の近くの蕎麦屋は、早朝から蕎麦打ちの音が聞こえ、おいしいそばが食べれます。会社の近くにも、ラーメン、エスニック、ピザ、イタリアン、ハンバーガー、スイーツ、和菓子と、すでにお気に入りの店が何軒かあります。もちろん、これらの種類の店は、かつて私が働いていた東京の虎ノ門、新橋にもあるのですが、クオリティとコスパは全然違います。 夜は元々、外食をしないのですが、それでも教えてもらった焼き鳥は今まで食べた中で最高でした。山形はラーメンを推しているようですが、焼き鳥屋の数と質は半端ないです。 Googleで、範囲が広いと有名店がでてきますが、そこから最大限に拡大すると数多くの地元で評価の高いお店を見つけることができます。これは、2年前の世界一周で発見した手法です。 最後に山形と言えば、果物。会社はシェアオフィスなのですが、中にいる人たちからスイカやブドウなど分けてもらい満喫しました。 普段は、昼は弁当、夜も自炊なのです。それでも素材のバリエーションが増えました。たまに外で食べると涙が出るくらい美味しいものに遭遇します。山形に移住してよかったとしみじみ思っています。

運用・7%への道/GEMINIとの会話

 ある企業について質問する。こちらとしては、その企業の欠点を探りたいのだが、答えは、長所とか先行きの明るさばかりが返ってくる。もしかしたら、企業側の説明ばかりを学習しているのではないかと返すと、企業が発表する一次資料がメインだと言う。なぜなら、それが一番信用できるから。そうすると、企業の一方的な資料次第で業績予想が変化すると思った。次に、この企業が扱っている業種自体の欠点について質問してみた。今度は、偏たりのない意見を聞くことができた。学習対象が別のところに変化したのがわかった。ちょっと面白くなってきた。生成AIの傾向がわかれば、より有効な情報を得ることができると思った。

映画/名作の可能性②

 「F1」という映画を見た。過去のレース映画の名作「グラン・プリ」と「栄光のル・マン」の影響が大きいと思った。プロデューサーのブラッカイマーも主演のブラピもおそらく若い頃から好きな映画だったと思う。「国宝」は溝口健二の戦前の名作「残菊物語」とカンヌでグランプリを取った「覇王別姫」の影響を受けている。原作者は「残菊物語」の影響を告白している。オリジナルがいいと、よい?映画になる可能性が大きいと思う。面白いのは、興味を持った人がオリジナルを見ると感動している人が多い。名作は不滅かもしれない。若い人にとって「F1」と「国宝」が名作になるのか?過去のオリジナルを見てほしい。

映画/名作の可能性①

ネフリの「KPOPガールズ!デーモンハンターズ」の楽曲がアメリカのビルボードに何曲もチャートインしている。制作会社はソニー・ピクチャーズ・アニメーション。「スパイダーバース」で有名なれっきとしたハリウッドの会社である。そして、BLACK PINKの新曲はずっと下の方である。何年か前の「ザ・スーパーマリオ・ブラザーズ」も制作会社が「ミニオン」のルミネーションで、メジャーな映画になっていて感心したのを思い出す。組む相手次第だと痛感した。エヌヴィディアは設計した半導体を世界中の優れた企業に作らせている。制作会社の実力が重要だと思う。

運用・7%への道/日経の穴

動きがあると、日経新聞はもっともらしく解説をする。しかし、本当のところはわからないのではないか?マスコミは、わからないことをわからないと言ってしまうと商売にならないのでわからなくても解説しようとする。フィードバックがされずに、そういうことが続くと、どんどん真実から遠くなってしまう。映像の世界でも、ヒットしてからその理由を説明しようとする。実は間違っている可能性が大きい。「まぐれ」である可能性が大きい。  

運用・7%への道/エヌヴィディアの流儀

 というタイトルの本を読んだ。エヌヴィディアの人たちの働きぶりには、自分が90年代から2000年代に猛烈に働いた時を思い出させる。経営者のジェイソンは、現場のこともわかる経営者としては最高だと思う。しかも、商流の最上位(開発)にあるので不動の位置にある。しかし、やりすぎるとどうなるのだろう。過去に、ゼネラルエレクトリックのジャック・ウエルチは金融に手を出して失速した。日本のキーエンスの本を読んだ時も仕事のやり方は素晴らしいのだがいつまで続くのだろうと思った。ジェイソンの次がどうなるか? この本は前半はエヌヴィディアの過酷さが描かれているのだが、後半はソフトになっている。実際に取材しているからそうなるのだろう。少し割り引くべきである。

仕事のやり方②/コーヒー理論

コーヒーの役割を考える。①美味しさ ②眠気覚まし ①は評判のいい専門店で飲む。お金がかかる。②インスタントコーヒーでも十分役割を果たす。安い。しかし、どんな現場でも判で押したように、製作費があるなしに拘らず、安い②でもいいのに、髙い①を用意しようとする人がいる。①を用意することがデフォルト化している。CMの場合、スポンサー対策という人もいる。これはコーヒーだけではない。あらゆるコストに言えることである。世の中には①と②だけではない。その間に多くのバリエーション(グラデエーション)があるはずである。最適な答えを探しつづけるべきである。

仕事のやり方① /楽しい現場

 現場をやっていて、「楽しい」という話を聞く。また、スタッフが「楽しそうにやっている」という話も聞く。私に関しては、スタッフが楽しそうにしている現場は不安になる。往々にして、結果が伴わないからである。仕事に対して楽観的な見通しが立っていて、緊張感が足りなくなるからだと思う。中島哲也監督は、スタッフやキャストが楽しそうにしていると怒りを覚えるという。個人的には、最悪な現場になった時に、この状況を「楽しもう」という開き直りにも似た気持ちになることはある。 逆に、出演者が「楽しい」という現場は信頼できる。出演者は、ほとんどが自分の意志で作品を選んだり、脚本に文句を言えない。しかし、本当にいいと思える作品、脚本に出会った時の喜びは、制作者側からは想像できない。

運用・7%への道/クオンツ VS AI

 「ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち」という本を読んだ。その前に「史上最大のボロ儲け」も読んだ。タイトルが大袈裟で、内容を要約した宣伝文句も正しくない。これらの本と、「マネーショート」で、リーマンショックの全貌がようやくわかった。どの本もとても面白いのだが、当事者よりなので、誰が儲けたかはわかるのだが、それでもどうやって儲けたのかはわかりにくい。反対に誰がどうやって損をしたのかはもっとよくわからなかった。「ザ・クオンツ」は敗者側の視点で書かれていた。それでも、まだ足りないと思った。敗者はもっといるはずである。 リーマンショックの時の状況は、現在のAIブームととてもよく似ている。リーマンショックは金儲けのために作り出されたサブプライムローンが崩壊したことが原因であるが、その仕組みを理解している人はほとんどいなかったと思う。(なんで崩壊したかも理解していないと思う。)AIに投資している人で、ほとんどが本来のAIの価値を理解していないと思う。投資家の無理解度においては、共通点が多いと思う。

仕事のやり方①/企画書、経営計画書

 最近、自分が入っているシェアオフィスの会社が集まってイベントをやることになったので、皆さんの意見を聞いて企画書をまとめた。それを見た人がこういうのを初めて見たと驚かれた。映像を作るときの企画書はいろいろな人が見るので、なるべくわかりやすく書くことが前提である。しかし、それでも人間を信じて内容を理解せずにOKを出す人がいる。また、逆もある。要は、企画書と実績(人間)である。「一倉定の経営心得」では、社長は自らの手で経営計画書を書くことの重要さを説いているが、まわりで会社を作った人に「経営計画書」がありますか?というと、ほとんどの人が作っていないと言う。企画書も経営計画書も魔法の杖だと思う。

運用・7%への道/株は将来の価値を折り込むか?

株価は現時点でのあらゆる情報を折り込んで形成されるという考えがある。そして、そうでないという考えもある。永遠の課題である。日米の関税合意で日経株価が急上昇したのを見ると、例え疑わしくても、あらゆる情報が折り込まれるので、そうして形成された株価は脆いということは確かだと思う。これは株価だけの話ではない。