金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。
NHKのBSのドキュメンタリーは、世界中の人間観察ができる。その国の人たちがどういう生活をして、何を考えているかを知ることができる。テーマがいろいろあるので、なかなか入りづらいところがあるのだが、勇気を持って見る。台湾の男女平等をテーマにした番組では、台湾の半導体生産だけでない先進的な部分を知ることができた。自分でも何本か作ったことがあるが、ドキュメンタリーには、作者の視点があるので、 リアルでない部分がある。BSのドキュメンタリーでは、ガザ・イスラエルに関しては多様な視点で語られていたが、トランプに関しては、あまりそうでないのが少し残念だった。それでも、新聞やマスコミでは知ることができない人間観察ができる貴重な場所である。