山形市には、多くの病院があります。東北で一番多いそうです。50歳を超えてから、いろいろな種類の病院に行くようになったので、そういった病院があるかどうか確認してから移住しました。確かに病院は多いです。専門クリニックから大病院まで。東京で受けられた治療とほぼ同じ治療を受けることができそうです。複数あれば、グーグルでコメントをチェックして、自分に合いそうな病院を選びます。調べてみて気付いたのは、大きな病院は大体評判が悪いです。しかし、コメントのほとんどは、スタッフの態度とかホスピリティに関するものが多いので、その病院が自分の病状にとって、本当に良いか悪いかは、グーグルのコメントでは絶対分からないと思いました。これは、東京の時からの経験ですが、クリニックでできないとわかった時に、クリニックの医師が指名する大病院の医師が一番信用できると思っています。
名作は、世の中の大きな動きと、登場人物の小さな動きを交錯させることによって、観る人に深い印象を与える。歴史物などは、時代背景が分からないと、理解できない場合がある。しかし、本当の名作は、そういった予備知識がなくても、あらゆる要素(演技、セリフ、映像、美術、音楽など)を使って観客にその雰囲気を伝えることができる。時代背景を勉強するのは、見終わってからでもいいし、大人になってからでもいい。名作は何度でも楽しむことができる。例は、エドワード・ヤンの「クーリンチェ少年殺人事件」。戦後の台湾の政治事情が分からなくても、その不穏さは感じることができる。そして、それは登場人物の行動に大きな影響を与え、作品に深い陰影を与えている。タルコフスキーの「アンドレイ・ルブリョフ」も同様である。ファンタジー映画は、背景のフィクションの部分が、神話的であると深みがあるのだが、マニアの考察を誘導するような設定だと物足りないし、名作にはなり得ない。