金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。
失敗すると、その次はどうするか?
①もう一度やる。次は用心し、対策を考えているので、うまくいく可能性がある。
②トラウマになって、二度とやらない。成長しない。
③二度目も同じ失敗する。同じ失敗を繰り返す人。失敗している理由がわからない人。失敗していることがわからない人。この人は他人を不幸に巻き込む。
この3つのうちのどれかになるのだが、自分の周りには、3つ目の人が意外に多い。仕事が終わったら、ほとんどの人がフィードバックをしない。失敗が続いても、成功するまでやり続ける人が偉いのだが、そういう人はとても少ない。映像プロデューサーを長く続けるには、努力して結果を出す習慣をつくる。習慣がなくてたまたま成功すると、舞い上がって間違って方向に行く場合がある。