山形市には、多くの病院があります。東北で一番多いそうです。50歳を超えてから、いろいろな種類の病院に行くようになったので、そういった病院があるかどうか確認してから移住しました。確かに病院は多いです。専門クリニックから大病院まで。東京で受けられた治療とほぼ同じ治療を受けることができそうです。複数あれば、グーグルでコメントをチェックして、自分に合いそうな病院を選びます。調べてみて気付いたのは、大きな病院は大体評判が悪いです。しかし、コメントのほとんどは、スタッフの態度とかホスピリティに関するものが多いので、その病院が自分の病状にとって、本当に良いか悪いかは、グーグルのコメントでは絶対分からないと思いました。これは、東京の時からの経験ですが、クリニックでできないとわかった時に、クリニックの医師が指名する大病院の医師が一番信用できると思っています。
マルコム・グラッドウエルの「急に売れ始めるにはワケがある」という本に、ビートルズがレコードデビュー前のハンブルグのライブハウス時代に、毎晩長時間演奏をしたことが後の才能を開花させる要因になったと書いてある。
映像のプロデューサーはある程度の量の映像を見る必要がある。つまり小さい頃から映像を見ている人が強い。ミュージシャン、スポーツ選手と同じである。
以前いた映像制作の会社で、新入社員の試験をしてみると、どちらかと言うと映像に興味があるからという人と、子供の頃から映像に親しみ、映像が本当に好きな人がいて、後者は少なかった。入社するのは後者だけでは足りないから前者も入れることになる。早い時期から映像に向き合ってきた人は少ない。
若い頃から映像を見てきた人でもプロになれる人となれない人がいる。なれる人はただ見ているだけでなく、映像はどうして作られるのだろうかなどと2次的、3次的思考をする人である。アメリカの有名映画監督は子供の時からホームムービーを作っている人が多い。今は映像を作るのがより簡単になっている。早くから制作をしている人が強い。ゼロから自分で考えて映像を作る人はとても強い。
日本が映像大国になるには小さい頃から映像に慣れ親しむことができる環境を意図的に作ることだと思う。ビデオがなかった頃は、名画座と映画評論家がその役割を担っていたが不十分であった。今はあらゆる映像を見る機会が増え、教える学校も増えたが、効率的に有効な内容を学べる機会は意外に少ないと思う。教える人と内容にギャップがある可能性がある。専門学校は専門家を作る。ここから映像の未来を担える映像プロデューサーやディレクターになる人は少ない。学校と現場がミスマッチしているケースが多いと思う。