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運用・7%への道/金余り② ゾンビの復活

 金が余ると、投資家はいろいろな投資先を物色しはじめる。REITや今まで見向きもされなかった業種。YouTuberが昔から上がると言っているコモディティ(本人はやったーと大喜び)。当然、専門家はもっともらしく見立てる。これは悪い兆候だと思う。そして、上がり続ける可能性が少ないので、どこかで売らなければならない。ではどこで売ればいいのか?誰にもわからない。気がついたら、元に戻っている、もしくは買った時よりも下がっている。いつかどこかで見た光景である。

仕事のやり方②/矛盾

 私の過去のダイヤリーの、最後の方のページにいつも書く「目標」のところに、繰り返し一番書いたのは。「矛盾(を飼い慣らす)」という言葉である。この(映像の)仕事は、矛盾だらけなのだが、矛盾をうまく調整できれば、必ずビジネスになると思っていた。矛盾、おおいに結構だと思う。

仕事のやり方②/健康

映像業界はハードである。定時に始まらないし、定時に終わらない。土日休日出勤もあり得る。定時が好きな人は、それができる仕事をすればいいと思う。自分のやりたいことをやるためには、仕事優先であるべきである。そのためには、体調管理は重要である。優秀な人は、体調管理に気をつけている。様々な情報を集めて、いろいろな方法を楽しむべきである。自分の体調管理のために、他人を犠牲にしている人がいるので要注意である。そういう人とは仕事をしない。いずれ淘汰される。あと、睡眠不足ではなかなか死なない。若くて、忙しい時は睡眠を渇望するが、年をとって仕事が少なくなると、寝る時間が増える。しかし、高齢になればなるほど睡眠は浅くなる。皮肉な話である。

仕事のやり方②/安い技術

技術が進歩して、驚くほど安くて、クオリティが高いものが存在する。個人的には積極的に使うべきだと思うのだが、その技術がメインになれば、効果は半減する。理由は簡単で、誰でも使えるようになるので希少性がなくなる。安くなった分を、他の技術を使って、マネのできないプラスアルファをどう作るか?個人的には真逆のことで相乗効果をあげたい。つまり、アナログ的な技術、古典的な技術、等々。普段から勉強してストックしていれば、そういった技術を生かせる機会はいくらでもある。

仕事のやり方②/高い技術

10年前にリアルタイムレンダリングに興味があったので、いろいろな会社に取材に行ったことがある。リアルタイムレンダリングのシステムやソフトが納品されている会社を調べてみると、意外に大学や研究機関が多かった。どんなに研究熱心な大学でもさすがに使いこなせないだろう、と思っていたら、大学や研究所や国の予算を目当てに営業する業者がいるという。どんなに高いテクノロジーでも時間がたつと価値がなくなる。もったいないことである。

仕事のやり方②/柔軟性

 優秀な人は切り替えが早い。早く切り替えて、よくしようとするからである。冷徹だったり、割り切ったりすることは柔軟性ではない。当然、優秀でもない。

仕事のやり方②/真面目

 一所懸命やる人はもちろん、つまらないことを飽きずにやる人は貴重である。つまらないと思っていなくて、何かを発見している可能性がある。つまらないと思っても、やり続ける人が一番怖い。

仕事のやり方②/フィルムの良さ

フィルムの良さは、わかる人とわからない人がいる。わからない人に証明する必要があるのだが、映画なら劇場で見るとか、その機会は多くない。小さな画面でフィルムの良さを実感できることはほとんどない。多くの人はフィルムの粒子を嫌う。今回の撮影はフィルムでやりたいと言って、フィルムの良さを説明、証明できる人は見たことがない。 写真を始めようと思って、フィルムカメラを買ったのだが、フィルム代・現像費のコストが高すぎて、そこまでしてフィルムにこだわる必要はないと思った。