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仕事のやり方①/やりたいことをやる② 若き陶芸家

山形に移住してから自分で映像を作っている。理由は映像を作る感覚、技術を維持するためである。自分の気に入った山形の風景を撮影して、編集して、音楽をつけてホームページで公開している。それから、自分が入居しているシェアオフィスでアルバイトしている学生と話をして、彼らが学んでいることに興味を持ち、短いドキュメンタリーを作っている。ある学生は陶芸を勉強しているので、大石田町の釜があるところで撮影した。そこで色々な人と話をした。大石田の土に惚れて移住してきたフランス人、大きな風呂釜を陶器で作っている人など。とても面白い体験だったが、一番印象的だったのは、その学生が自分がやりたいことをやろうとしていることだった。陶芸で生活していくことは大変だと思うが、本人は目の前のことを目一杯楽しんでいる感じがした。こんな若者は久しぶりである。 

世の中/対立のエネルギー③ NETFLIX、TikTok

 両方とも優れたビジネスモデルだが、生き残るのに、ライバルとのはげしい闘いがあった。(「NETFLIX コンテンツ帝国の野望」「なぜ、TikTokは世界一になれたのか?」)NETFLIXの本は、ほとんどがブロックバスターとの闘いにさかれている。同じことを考える人たちがいたということである。その闘いに勝ち抜くためによって、はじめて成功することができたと思う。対立(ライバル)のないビジネスは脆弱である。ニッチ戦略が長続きしない、大きくなれない理由でもある。

運用・7%への道/インフレVS積立

今はインフレ(物価高)である。政治家は、目先の対策に終始している。NISAは素晴らしい制度だが、今のようにインフレ時の株高に投資をすれば、大きく調整する可能性があるので、リスクがある。そのためには分散積立が理想だが、それでも、調整後の復活には時間がかかる可能性がある。投資を始めるには難しい時期である。デフレ時期からインフレ対策として積立投資をしていた人が大きな果実を得ることができていると思う。

運用・7%への道/日本株の投信のジレンマ②/運用会社・制度の変化

 自分が運用を始めた頃(11年前)は、セゾン投信の中野さんとひふみ投信の藤野さんなどが定期的にセミナーを行い、長期分散積立投資の啓蒙を行なっていた。現在、中野さんはセゾン投信を離れ、藤野さんは、独立系運用会社だったのが、SBI証券の傘下になってしまった。eMAXISの全世界株式を積み立てていたが、途中でネット専用のSlimという手数料が安い商品が登場した。(スイッチング(乗り換え)はできない。)NISAは新NISAへと制度も変わった。会社も制度もどんどん変わる。そういった変化の中で、長期分散積立を貫くのは大変である。誰にも頼らない自分だけの心構えが必要である。

山形日記/25.11.3 知り合いを作る方法

 山形で知り合いを作る方法。山形市の真ん中にあるQ1(キューイチ)という市が運営している施設にシェアオフィスがあり、自分の会社を間借りしています。そのシェアオフィスに同居している他の会社の人たち、Q1で働いている人たち(学生アルバイトも含め)とは自然と交流ができます。もう一つ、山を登ると、頂上などでいろいろな人たちとの交流があります。山仲間というそうです。地元の人、毎日登る人、移住した人など。山に関する話、山形に関する話などいろいろ聞けます。重要なのは、自分から話しかけることです。

世の中/対立のエネルギー②ジャングリアとディズニーランド

 知り合いがジャングリアに行ってブーブー言っていた。いろいろ調べてみて思ったのは、資本不足ではないかと思った。暑さ対策などにもっとお金をかけるべきだと思った。ジャングリアにお金を出している企業等を見てみると地元がほとんど。彼らは、企画者の森岡さん(刀)に何も言えなかったのではないだろうか?また、森岡さんも、USJのケチケチ作戦で成功しているので、今回も何とかなるのではないかと思ったのではないか? 東京ディズニーランドは、長い対立の歴史でできている。(「ディズニーランドをつくった男たち」)千葉の何もない海を陸地にするところから始まっている。陸地にした土地を巡って、県と銀行と不動産会社が争い、その上ディズニー本社の強い要求があり、20年以上かけて作り上げている。しかし、対立があったゆえに、課題を解決しながら、順張りを行ったのだと思う。 対立のエネルギーによって成功の可能性が高くなると信じている。

山形日記/25.10.27 食べもの②なす

ランチを食べるためにあるフレンチへ行った時に、そこのシェフは、自分が30年以上も前に行ったことがある東京のフレンチに勤めていたと聞いて少しびっくりしました。(こういったことは時々あります。でも自分から話しかけないとわかりません。) そのシェフは、山形は野菜がいいと言っていました。前にも書きましたが、確かに野菜は安くてうまい。夏になるとサファイアなすという名のなすが大量に店頭に並びます。野菜に宝石の名前とはちょっと大げさですね。八百屋の人に聞くと、教えてくれる料理の仕方は普通です。しかし、なすはトルコにとって、「ママの味」です。国民食なのです。焼いたなすをベースにして色々な具材をのせて、オーブンで焼いたりすると、なすの旨みが最大限に発揮されます。これはトルコ料理が世界三大料理と知って、東京都内のトルコ料理を探していたときに知りました。(しかし、東京ではトルコ料理が少なく、なす料理もあまり出していませんでした。ネットでレシピを探して自分で作ってみて感動しました。)山形の巨大ななすや丸いなすは、トルコ料理にぴったりです。なす以外にも様々な野菜があります。野菜への探求はまだ始まったばかりです。

世の中/対立のエネルギー①スポンサーVSクリエーターVSアーティスト

CMが全盛期(いつ?)の時は、対立のエネルギーが凄かった。スポンサー、クリエーター、アーティストが大きな軸である。クリエーターは、スポンサーからお金をもらっているにもかかわらず、自分の信じるクリエイティブのために、スポンサーに対して大いに闘っていた。アーティストは、自らの付加価値を高めるために、スポンサー、クリエイター に対して大いに要求をしていた。全部が全部ではなかったが、今に比べると、三つ巴の闘いになることは多かった。調整する方は大変である。しかし、そういった対立を経て、出来上がったものは、クリエイティブ的に名作が多いし、大いに商品の売り上げに貢献したものが多い。そして、対立には、余裕つまり資本が必要だったと思う。