山形に移住してから自分で映像を作っている。理由は映像を作る感覚、技術を維持するためである。自分の気に入った山形の風景を撮影して、編集して、音楽をつけてホームページで公開している。それから、自分が入居しているシェアオフィスでアルバイトしている学生と話をして、彼らが学んでいることに興味を持ち、短いドキュメンタリーを作っている。ある学生は陶芸を勉強しているので、大石田町の釜があるところで撮影した。そこで色々な人と話をした。大石田の土に惚れて移住してきたフランス人、大きな風呂釜を陶器で作っている人など。とても面白い体験だったが、一番印象的だったのは、その学生が自分がやりたいことをやろうとしていることだった。陶芸で生活していくことは大変だと思うが、本人は目の前のことを目一杯楽しんでいる感じがした。こんな若者は久しぶりである。
両方とも優れたビジネスモデルだが、生き残るのに、ライバルとのはげしい闘いがあった。(「NETFLIX コンテンツ帝国の野望」「なぜ、TikTokは世界一になれたのか?」)NETFLIXの本は、ほとんどがブロックバスターとの闘いにさかれている。同じことを考える人たちがいたということである。その闘いに勝ち抜くためによって、はじめて成功することができたと思う。対立(ライバル)のないビジネスは脆弱である。ニッチ戦略が長続きしない、大きくなれない理由でもある。