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運用・7%への道/平均への回帰

 平均への回帰と聞けば、なんだ平均かと思う人がいると思うが、ここで言う平均とは"平均的な"リターンのことを言う。プラスマイナスゼロではない。分散して長期で積立を行えば、多少のでこぼこがあっても、平均的なリターンを得ることができる可能性が髙い。短期投資や集中投資だと、失敗した時に取り戻すのはギャンブルになる可能性がある。平均的なリターンは長期になれば、スノーボールとなって膨大な金額になる。簡単な数式を使ってシミュレーションすればわかる。積立と長期は誰にでもできる。残るは分散の仕方次第。これは知性が必要になると思っている。それは個人的な興味の範囲から始められる。だから運用は楽しい。
最近の投稿

テレビなど/BS放送

BS松竹東急で松竹が降りるというニュースを見た。無料BS放送は、プレーヤーがどんどん変化している。しかし、こんなに多いチャンネルを誰が見るのだろう?一部のチャンネルは黒字のようであるが、そのビジネスモデルは通販番組だったりかなり寒い状況のようである。みんなが黒字になるために通販番組に頼ればどうなるか明らかである。見たい番組がどんどんなくなっている地上波を含め、本来の放送の役割を考えてしまう。BS松竹東映は、夜に映画を放映するのだが、最初は松竹の名作がラインナップされていたが、そんなに多くないので(失礼!)、だんだんマニアックな映画が放映されるようになった。スコセッシの隠れた名作「キングオブコメディ」が放映された時にはちょっと驚いた。映像プロデューサーは、こういったマイナーな場所からも普段あまり見ることのできない名作を見つけて腕を磨くべきである。しかし、こういう状況になるのは簡単に予測できたはずである。謎である。

世の中/女性の力

 最近、よく思うのは、女性が世の中の半分を動かしている、ということである。人類の半分は女性である。ほとんど具体的に名前は伏せるが、自分の周りに、女性が動かしている人、会社が多くある。ある会社が謎の動きをしている時に、通常の経営者の思考で考えるよりも、実権を握っている女性の立場で考えると、腑に落ちることが多いことに気づいた。自分の身近にもこんなにたくさんの例があるということは、実際、業界、株価にも大きな影響があると思っている。

運用・7%への道/中国

 インド以外のアジアのいくつかの国に投資している投資信託を積み立てている。その投資信託の中で比較的割合が大きいのが中国。中国だけのファンドも検討したがあまりいいものがなかった。中国に投資するファンドは変化が激しい。国が政策を変えると急変する。政治の影響が大きい。アメリカの方が分かりやすい。アメリカと逆相関になっているかと言えば、そうでもない。読めない。それでも14億の人口を抱える中国の影響は無視できない。不動産バブルで大きな痛手を受けているが、そのままダメになるとは思っていない。身近にも中国製の良いものがどんどん増えている。一部を中国に投資するのは有効だと思っている。

世の中/ブームの後始末

道路の陥没事故が頻繁に起きている。建築関係の公務員だったおじによると、何十年も前はインフラに物凄いお金が投入されていたという。そして、今になってそのつけが回っている。この話を聞いて、広告業界、テレビ業界も似たような状況だと思う。「一倉定の経営心得」には、社員の第二の人生まで心を配る社長は名経営者であると書いてあるが身近でそんな人にはいない。業界全体、会社で考えると難しいが、個人であれば可能性はあると思う。

運用・7%への道/ETF①

 去年よりアメリカの安定的に伸びそうな業種のバンガード社のETFを毎月少しづつ買い始めた。ETFは上場しているので、一株単位で買う必要があり、投資信託のように定額で積み立てることができない。経費は投資信託よりも安い。ウエルスアドバイザーやみんかぶのような情報・比較サイトも不足しているので、ある程度自分で管理する必要がある。投資信託をやっている人には確実に不便である。また、ETFによっては、同じ内容の投資信託よりもリターンが少ないものもある。例えば、世界的に有名な会社が販売している新興国のETFよりも、日本の投資信託の方がリターンが高い場合があった。今のところ、私の買っているETFは、S&P500のETFに負けている。自分が伸びそうに思っているよりも、伸びている業種が次々と登場している可能性がある。

世の中/司馬遼太郎

 日本人は、司馬遼太郎が大好きである。(さすがに最近見直されている。)映画評論家の春日さんは、時代劇はファンタジーであると言う。最近の「トワイライト・ウオリアーズ」という香港アクション映画では、舞台が犯罪街で有名だった九龍城砦である。そして、九龍城砦が青春のノスタルジーとして描かれているのには少しびっくりした。九龍城砦はすでに取り壊され、物語を楽しむにはそれでいいのだが、実際の歴史は今に続いている。起承転結がない世界である。しかし、同じ話が繰り返される。自分がそういった流れの中で、どこにいるのか?