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運用・7%への道/現実と自分の歴史

現実は、過去の自分の歴史を再現する可能性がある。自分の成功、失敗を、忘れるのではなく、正確にフィードバックして、修正していくことを積み重ねていけば、運用に生かすことができると思う。ピンカーの「20世紀の啓蒙」によると、人間の歴史は、長い時間をかけての啓蒙の歴史である。過去の歴史、自分の歴史、現実(最近)の歴史を擦り合わせることができれば、さまざまな予測ができると思う。

プロデューサー/凄いプロデューサー①

 自分の中で4人いる。サミュエル・ゴールドウイン(「我らが生涯最良の年」)、ダリル・F・ザナック(「史上最大の作戦」)、デビッド・O・セルズニック(「風と共に去りぬ」)、それとヒッチコック。ゴールドウインとザナックとヒッチコックは伝記が出ている。セルズニックは「風と共に去りぬ」のブルーレイのコメンタリーが面白い。映画監督は、資料が沢山あるが、プロデューサーはとても少ない。4人の共通点は、大きな冒険に挑み続けたことである。(続きます。)

運用・7%への道/毎日やりたくない

こればかりやっていれば、飽きる。集中せずに、楽しみながらやりたい。1月に1回が理想。いつも月頭にチェックするので、今年の7月の最高時も、8月の急落時も、ショックを受けることは少なかった。全く関係ないことをやっていて、運用のヒントを得ることはよくある。

仕事のやり方②/プロモーション②

 私にとって、本当に重要な仕事の発注してくれる人は、数十年間で、実は何人もいない。それ以外は、その何人かの人のつながりから発生する。プロモーションは、その何人かに発見してもらうためのものなので、他と同質のものである必要はない。 私がヒントとする映像は、とても再生回数が少ないものが多い。しかし、誰も見ていないので希少価値がある。ヒントとしては最高である。つまり、この逆である。

仕事のやり方②/プロモーション①

自分で会社を作った時に、まずホームページを作った。そして、HPが更新した時に、送り先のリストを作り、DM(ダイレクトメール)で告知する。沢山の人に見てもらおうと考えてなくて、自分が重要と考えている人に確実に届くようにしている。何年もやっていると、どの程度のリアクションがあるかわかるようになる。そして、その様子を見ながら少しづつ内容を変えていく。 1人でやっている会社なので、良いクライアントから良い仕事が来るようにしたいと考えている。良い仕事であれば、年間1〜2本で十分である。こういったプロモーションで重要なのは、ある程度一貫性を保ちながら、長く続けることである。

運用・7%への道/シミュレーション

ある程度年を取ったら、将来出入りするお金が大体わかる。そのためには数年間、家計簿をつける必要がある。コロナの時に暇だったので、時間をかけてシミュレーションをしてみた。運用については、7%のリターンで積立を続けると、100歳で凄い金額になるのがわかった。でも、自分の同期や周辺を見ると、そんなに長生きできそうにないので、平均寿命で想定する。そうすると、どれくらいの運用を目指せばいいのか、大体わかるようになる。お金は死んだら、天国(地獄)へ持っていけない。残ったお金をどうするかを考えている。シミュレーションは毎年訂正して、精度を上げるようにしている。シミュレーション通りになると余裕ができるようになる。

プロデューサー/CMプロデューサーの長所

 CMプロデューサーは、スポンサー(クライアント)と制作現場の両方を知ることができる。こんなことができるプロデューサーはあまりいない。しかし、仕事が増えるのを嫌って、敢えて閉じようとする人も多い。もったいない。自分が担当したスポンサーを研究して、どんどん知識を広めるべきである。

運用・7%への道/銀行嫌い

 自分の会社の口座を作ろうとしたら、片っ端から断られた。個人の口座のある銀行にも断られた。会社の資料を作って提出して、やっと口座を作ることができた。運用を始めようとして、銀行に話したら、安全投資として債券を薦められ、系列の証券会社を紹介された。先進国、新興国の債券を半々で買ったが、新興国は凄まじい通貨安になった。新興国の債券は、自分だったら絶対薦めない代物であることは、自分で勉強してわかった。この証券会社は、一時期、初対面の部長さんがやってきて、1千万以上のよくわからない債券を勧めてきた。「これ仕組債ですか?」「そうです!」恐ろしい会社である。最近、不祥事の多い会社である。銀行は、大きな資金の移動をすると、必ず電話がかかってくる。運用状況を伝えると、必ずラップファンドを薦めてくる。恐ろしいことである。長期分散積立が強いのは、こういう間違ったやり方をやっている会社が多くあるからでもある。