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運用・7%への道/投機と投資

投機は、誰かが勝っても、誰かが損をする。こんなことを一生続けたくない。いつか負ける。長期投資は、社会の成長に投資する。いわゆるWINWINの関係である。投資対象を長期の成長の可能性のあるものに絞れば、何に投資すれば良いかわかるようになる。特定の企業よりも、産業、国家になる。つまり、インデックスになる可能性が高くなる。そのために、歴史、地政学を勉強する必要がある。

世の中/やめ時

 全ての人は歳をとる。限界がある。自分の力でのし上がってきた人も、どこかで緩む。それを自覚しないで続けると、周りに迷惑がかかる。やめ時は重要である。安室さんのように絶頂期に辞めるというのもありだと思う。(辞めるの合わせて絶頂期を作った。) 会社に所属していれば、定年が辞める時の可能性が高い。定年の問題点は、会社の成長とは別に、社員は定年に向けたスケジュールを考えなければならないことである。両者は一致しない。歴史の浅い業界は、定年に向けたスケジュールを考えていないことが多い。自分で考えるしか他に方法がない。早ければ早いほどいいと思う。

世の中/窮すれば通じる

今まで、究極的に困ったことが何回かある。自分の力ではどうすることもできない。しかし、万策が尽きた時にギリギリのところで神風が吹くものである。そういう経験を何回かしている。神様が見ているのだろうか?いつも、できり範囲でやれることはやること。誰かが見ている可能性がある。不作為によってもたらされた状況は、難しい可能性がある。

世の中/業界がダメだと

 業界がダメだと、人気がなくなり、優秀な人が減る。もちろん、クライアントも同様である。しかし、年寄りにはちょっぴりチャンスがある。そのためには、いろいろやって腕を磨くべきである。

世の中/盛者必衰

 長年、映像の仕事をやっていると、この言葉を実感する時が何度も訪れる。永遠だと思った会社、人がどんどん衰え、潰れ、無くなっていく。長くやると決めて、あの手この手を考えながら、細く楽しみながらできるのではないだろうか?周りを見れば、それができる人は、自分固有の強みを持っている人である。圧倒的な強みを持っていても、周りがサポートしないと衰えるのも早い。多様性、柔軟性はもちろん必要だが、最終的には心構えの問題だと思う。

世の中/バブルの歴史

「バブルの歴史」という本を読んだが、いつの時代でも、人間がいる限り、バブルは絶対発生する。それも周期的に発生する。エンタメ業界はプチバブルがそこかしこにある。ハリウッドの映画の古い歴史の本を読んで、今の時代と重なる部分が多いことに気づいて驚いたことがある。歴史は繰り返すが、誰も気づいていない。そして、同じ過ちを繰り返す。自分が働いている業界がバブルのどの時期にあるのか予想することは、生きていくために必要なことだと思う。

世の中/ブーム

ブームはいつか終わる。ブームになれば、供給は増え、いつか飽きられる。人間は絶対飽きる動物である。どんなに優れたものが出たとしても、そればかりだと飽きられる。ブームは何年かに一度はくるものと想定して、長く続けることを前提にするべきである。映画「グラディエーター」(2000年)が公開された時は、久しぶりの史劇映画なので興奮した。しかし、その後、似たような映画が相次いで公開されるとすぐに飽きられた。既に1960年代に大量に公開された史劇映画についても、同じような状況だったと当時の映画評に書かれてある。大量の西部劇、戦争映画、時代劇、SF、ミュージカル映画。歴史は繰り返す。そのサイクルは、短く、多様化しているかもしれない。 ブームになると、大きな流れ(トレンド)の中で、良いもの、悪いもの関係なしに、世の中に受け入れられる。そして、悪いものの悪い部分が残る場合がある。金儲けが優先すると、結果的に効率が悪くなる。ヒットするものが正しい。という人はいるが、短期的に見ると正しく、長期的に見ると正しくない可能性がある。

世の中/がんじがらめ

 多くの人は、映像業界の、業界ルール、縦割り、横割りで、がんじがらめになっていると思っている。しかし、業界の人ほどバリエーションを見ていない。全体から見るとダメになっている場合がある。固有のルールが、世間の常識、大きな流れに乗っていないことがある。バリエーションを見ている人が強い。我慢している人で、結果的に後悔している人をたくさん見てきている。